くらし 〔特集1〕これまでも これからも まちと人がつながる姉妹都市

安積開拓を縁に、本市と姉妹都市となった久留米市と鳥取市。歴史が人と人をつなぎ、今日まで交流を深めてきました。提携50周年・20周年の節目に、その歩みをたどります。

■姉妹都市提携50周年 久留米市
久留米市は福岡県南部に位置する人口約30万人の都市で、久留米ラーメンや久留米絣(かすり)、豊かな自然に歴史ある寺社など多彩な魅力があります。明治期の安積開拓で多くの久留米藩士が入植した縁から、昭和50年8月3日に本市と姉妹都市提携を結びました。
・伝統文化の交流
久留米市に伝わる船太鼓を本市でも継承し演奏しています。昭和50年代に始めてから、定期的に地域の子どもたちが久留米市を訪問し交流を続けています。
・東日本大震災の復旧支援
震災時、給水車を走らせ貴重な水を届けていただきました。また、多くの久留米市職員が本市に派遣され、復旧の大きな支えとなりました。
・給食を通じた交流
久留米のとんこつラーメンや、郡山のつゆ重(じゅう)を両市の小学校の給食で提供。子どもたちは、お互いの食文化に触れ、食を通じた交流を深めています。

○先祖が紡いだ「絆」をこれからもつないでいく
(一財)久留米開墾報徳会副理事長 森尾弘一さん
私の先祖は、明治政府の勧める安積開拓事業に応じ、約150年前に福岡の久留米から郡山の地に入植しました。荒野が広がる郡山で、不毛の地を切り拓いたと聞いています。姉妹都市を結んでからは、伝統文化を通じて交流できたらいいなと思い久留米市に伝わる「水天宮船太鼓」を郡山の久留米地区で始めました。地域の子どもたちと一緒に久留米市を訪れ、太鼓の練習や地元の方と交流しています。ほかにも、東日本大震災の時には久留米市から支援などがいち早く届き、先祖が築いた絆が受け継がれていると感じますね。
この関係を、これからもしっかりつないでいきたいです。

○久留米市長からのメッセージ
両市はこれまで、市民のみなさんや職員間などの交流を通じて、深い絆を築いてきました。
この絆のもと、当市で災害が発生するたびに、郡山市の皆様から温かいご支援をいただき、心より感謝の意を表します。節目の年を迎え、両市のさらなる交流と発展を念願いたしております。
久留米市長 原口 新五

■姉妹都市提携20周年 鳥取市
鳥取市は鳥取県東部の日本海に面した人口約18万人の都市で、鳥取砂丘をはじめとする全国有数の観光名所や、二十世紀梨、松葉ガニなどの特産品も有名です。久留米市と同じく、安積開拓での入植を縁に、平成17年11月25日に本市と姉妹都市提携を結びました。
・砂像アートの展示
平成27年に、提携10周年を記念して鳥取砂丘砂の美術館の砂像アートを郡山駅前に展示。砂像文化を体験できる貴重な機会となりました。
・伝統和紙の交流
両市の小学生が、郡山市の海老根手漉(てすき)和紙と鳥取市の因州(いんしゅう)和紙を使って作品を制作し、オンラインによる合同学習会を通して交流を深めています。

○育んできた交流の輪を絶やさず、守り続けていく
郡山市「鳥取友の会」会長 山田 貞一さん
安積開拓で入植した鳥取藩士は、ふるさとを想いながら、郡山の開拓に尽力しました。その苦労を忘れまいと長きにわたって当時を語り継ぎ、鳥取市と交流を続けてきました。地域の少子高齢化で継承が難しくなっていますが、特産品を贈り合ったり、手紙のやり取りを続けたりと両市の深いつながりは今も続いています。これからも交流の輪を絶やすことなく、先人たちの築いた縁を後世に伝え続けていきたいです。

○鳥取市長からのメッセージ
郡山市と鳥取市は、明治時代、約270人の鳥取士族が郡山の地へ開拓移住したことが縁で、平成17年11月25日に姉妹都市提携を結びました。
開拓の縁により築き上げられた幅広い交流の輪が末永く広がり、今後とも両市が固い絆で結ばれますことを期待しております。
鳥取市長 深澤 義彦

◆姉妹都市クイズプレゼントキャンペーン
久留米市・鳥取市に関するクイズに答えると、おいしいグルメを抽選で20名にプレゼント♪詳しくは、ウェブサイトをご覧ください。
申込み:8/1(金)~31(日)に、市ウェブサイトで。
※商品の発送は9月中旬頃。

問合せ:観光政策課
【電話】924-2621