くらし 年頭のあいさつ
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- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県いわき市
- 広報紙名 : 広報いわき 令和7年1月号
■「幸福度の高いまちづくり」を目指して
いわき市長 内田広之
新年おめでとうございます。
謹んでご挨拶を申し上げます。
今年は、いわき市誕生から59年。人生に例えれば、あと一年で還暦を迎える年です。これまでの歩みを振り返り、次の新たなステージをどう設計するか、を考える時を迎えています。これまで先人たちが築いてきた歴史や功績を振り返り、総括しながらも、常識や経験の延長上に本市の未来の絵姿を描くのではなく、想像力と構想力をもって、明るい未来をつくっていきたいとの強い想いを抱いています。
若者たちと、これまで以上に対話を重ね、彼らがこの地で暮らすことを誇れるような、いわきらしい幸福度の高い「ウェルビーイングなまちづくり」の絵姿を描き、さまざまな分野の第一人者をアドバイザーに迎え、若者たちが輝く未来へ戦略的に投資していきます。
足元の課題にも速やかに対応してまいります。医療、産業、防災、教育、子育て、公共交通など、多岐に渡る分野で、待ったなしの対応が求められています。これらの課題解決に向け、デジタル技術を積極的に活用するとともに、人の手・温もりが欠かせない部分には、しっかりと寄り添い、血の通った温かいまちをつくっていきます。
さまざまな課題を克服し、未来を切り拓くためには、人の力の結集も必要不可欠です。人口が減少する困難な時代を「人づくり日本一」の実現を通じて、皆さんとともに力強く乗り越えていきたいと思っています。「住んで良かった、住み続けたい」と実感できる、幸福度の高いまちづくりに挑戦してまいりますので、本市にご縁のある皆々様方には、本市が目指す「ウェルビーイングなまちづくり」の推進にお力添えをお願いいたします。
本年が皆さんにとって、希望に満ちた輝かしい一年となりますことを祈念いたします。