くらし あなたの命を守る「マイナ救急」

「白河消防本部では、10月1日から、12隊ある全ての救急隊で、マイナ救急の運用を開始します!」

■マイナ保険証※を活用した救急活動
「マイナ救急」とは、119番通報後、現場に到着した救急隊員がマイナ保険証を活用し、傷病者の医療情報などを閲覧する仕組みのことです。
救急隊員がカードリーダーでマイナンバーカードを読み取り、タブレット端末で傷病者の受診歴や薬剤情報などの医療情報を閲覧します。
※マイナ保険証とは、健康保険証として利用登録したマイナンバーカードのこと。

▽マイナ救急の流れ
(1)傷病者が情報閲覧に同意する
(2)救急隊員がマイナンバーカードを読み取る
(3)救急隊員が医療情報を閲覧する
(4)適切な処置や搬送先医療機関の選定に生かす

マイナンバーカードで次の情報を閲覧します
・病歴
・処方歴
・受診歴

これにより
・傷病者が自身の病歴などを救急隊員に説明する手間が軽減する
・より適切な処置を受けられる
・搬送先で治療の事前準備ができる

救急隊員は、原則として傷病者の同意を得た上でマイナ救急を実施します。
ただし、生命・身体の保護のため必要な場合かつ傷病者が意識不明などのため同意を得ることが困難な場合に限り、同意なしで医療情報を閲覧することがあります。

消防庁動画チャンネルでは、マイナ救急のイメージがよくわかるショートムービーを公開していますので、ぜひご覧ください。

■マイナ保険証の携行をお願いします
令和6年度に消防庁が実証事業を行った際、救急搬送された傷病者のうち、マイナ保険証を携行していた傷病者は、わずか20%以下でした。
もしもの時に皆さんが迅速かつ適切な処置を受けられるよう、今からマイナンバーカードを保険証として利用登録し、普段から持ち歩いていただくようお願いします。

■マイナ保険証の利用登録申請
次のいずれかの方法でできます。なお、申請の際にはマイナンバーカードが必要です。
(1)医療機関や薬局で申請
(2)マイナポータル(オンライン)で申請
(3)セブン銀行ATMで申請
マイナンバーカードの健康保険証利用方法について、詳しくは厚生労働省ホームページをご確認ください。

■~教えて!マイナちゃん~
Q.救急隊員に、救急活動に関係ない個人情報を見られてしまわないか心配…
A.マイナ救急に使用するシステムで閲覧できるのは、氏名や住所などマイナンバーカード上に記載されている情報と、受診歴や薬剤情報などの医療情報だけです。税や年金など、救急活動に関係のない情報は閲覧できません。

Q.救急車で運ばれるような緊急時でも、マイナンバーカードの暗証番号は必須なの?
A.マイナ救急では、救急隊員が傷病者の顔とマイナンバーカードの写真を確認して本人確認を行うため、原則、暗証番号の入力は不要です

問合せ:白河地方広域市町村圏白河消防署
【電話】22-2155