- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県須賀川市
- 広報紙名 : 広報すかがわ 2025年7月号
「新たな発見とチャレンジができるまち」を目指して
「第3期中心市街地活性化基本計画」で設定した目標を達成するため、毎年フォローアップ(追跡調査)を行っています。令和6年度の市の取り組みに対する各指標の調査結果をお知らせします。
(1)回遊するための手段や仕組みを作る(図1)
休日歩行者通行量は、基準値と比べ、553人減少し2694人となりました。これは、中心市街地でのイベントが悪天候で中止になったことや、来場者数が減少したことにより、中心市街地を訪れる機会が減ったことが要因と考えられます。
今後は、須賀川駅西側の駅前広場やロータリーの整備をはじめ、県が施工する須賀川駅並木町線の道路拡幅など、中心市街地のにぎわい創出に取り組んでいきます。
(2)店舗の認知度や消費を喚起する仕組みを作る(図2)
新規出店者の継続率は、87・5%となり、基準値を上回りました。これは、市庁舎やtetteの整備、Rojimaなどの民間イベントの開催により中心市街地の魅力が向上し、出店場所として価値が高まったことが要因と考えられます。
引き続き、民間事業者と協力しながら、創業希望者のテストマーケティングの場の提供や、ニーズに合った空き物件の確保に努め、創業希望者とのマッチングに取り組んでいきます。
(3)多様な主体による公共施設・空間の活用を増やす(図3)
主要な公共施設・空間における民間収益事業の利用件数は、952件ありました。これは、市庁舎やtette、風流のはじめ館、翠ヶ丘公園などが民間事業者に利用され、特にtetteが多く利用されたことが要因と考えられます。
今後も、主要施設の利用方法や活用例を紹介している「公共空間活用ガイド」を周知しながら、中心市街地活性化につながる民間収益事業や学生主体のイベントを支援していきます。
第3期計画では「新たな発見とチャレンジができるまち」をテーマに、計画の実現に向けて関係機関と連携をしながら、今回のフォローアップ結果を生かした取り組みを推進していきます。
→商工課
【電話】88-9141