くらし 令和7年度スローガン! 魅力発信オンリーワンもとみや(1)
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- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県本宮市
- 広報紙名 : 広報もとみや 令和7年4月号
■令和7年度予算重点事業主な取り組みを紹介します!
令和6年の本市の社会動態人口は、過去最高の110人の転入超過で、4年連続のプラスとなりました。一方、自然動態は、全国的な少子高齢化により過去最低の247人のマイナスとなっています。
今後も人口対策を最重要課題とし、効果的な事業を展開しながら、本市の魅力を発信し続けることが重要です。
令和7年度の予算編成スローガンは「魅力発信オンリーワンもとみや」です。本市の特性やこれまでの経験を活かしたオンリーワンのまちづくりを進め、人口の減らないまちを目指していきます。本市は令和9年1月1日に誕生から20周年を迎えます。市民の皆様と一緒に笑顔で20周年を迎えることができるよう事業に取り組みます。
ここでは令和7年度予算における新たな取り組みを中心に紹介します。
check! 令和7年度重点事業の詳細は本宮市ホームページをご確認ください。
(1)プリンス・ウィリアムズ・パーク開園10周年記念フラワーフェスティバル(991万円)
プリンス・ウィリアムズ・パーク開園10周年および英国ウィリアム皇太子来市10周年を迎えることから、フラワーフェスティバルを10周年を記念したイベントとして開催します。
また、フラワーフェスティバル内での友好協定締結記念碑除幕式に英国関係者を招へいし、交流の深化を図ります。
(2)幼稚園の配食弁当をスタート!and保育所の副食費を支援します(1,593万円)
保護者のお弁当作りの負担を軽減するため、幼稚園での配食弁当を開始するとともに、お弁当代の一部助成を行います。同時に保育所では副食費の半額支援を行い経済的な負担軽減を図ります。
また、物価高騰の中、学校給食においても保護者の負担軽減のため、給食費の約60%の支援を継続します。(1億638万円)
(3)もとみや移住支援金給付事業:2,416万円
市への移住定住の促進および中小企業等における人手不足解消のため、県外から移住し、定住する方および県内企業に就職し、本市に移住・定住する東京圏の学生に対し、支援金を交付します。
(4)結婚新生活支援事業:3,955万円
新婚世帯の移住・定住を促進し、少子化対策をはじめとした人口減少対策を推進するため、新婚世帯の新生活にかかる住居費および引越費用の一部を補助します。
(5)電子図書館サービスand図書予約システム導入(図書館運営事業:5,236万円)
タブレットなどで電子図書の閲覧・読書が可能となる電子図書館サービスおよびスマートフォンなどから図書予約ができるシステムの導入を行います。また、図書館・学校図書館ネットワークのさらなる効率的活用と図書館活動の活性化を図るため、各種事業・講座を開催します。
(6)ふれあい美術館企画展およびモニュメントの設置(1,779万円)
令和6年度に引き続き、本市ゆかりの作家の企画展や市民の生涯学習成果発表展を開催するとともに、英国の著名なデザイナーであるウィリアム・モリス氏の展覧会を開催します。また、本市在住の彫刻家で、日展特選受賞者である遠藤徳氏の作品をモニュメントとして美術館庭園に設置し、除幕式を開催します。
(7)スポーツ行事開催事業:1,027万円
市民のスポーツ振興を推進し、指導者の養成に努め、スポーツの普及を図ります。また、スポーツ活動の場所を提供し、市民の競技力の向上と健康増進に努めます。ハンドボールリーグH公式戦を誘致し、競技人口の増加と競技力の向上、ハンドボールのまち本宮の復活を目指します。
(8)オンライン医療・子育て相談事業:207万円
妊娠期から出産・子育て期まで、産婦人科医や小児科医、助産師の専門スタッフにWEBやLINEなどオンラインでいつでも相談できる体制を整備し、安心して子育てできる環境の構築を図ります。
(9)スマートウェルネス推進事業:479万円
生涯を通じて健やかに豊かで幸せな生活を送ることができる地域を目指し、健幸アンバサダー(大切な人に健康情報を届ける伝道師)を養成します。また、医療費抑制を視野に入れた全庁的な見直し・施策評価を行います。
(10)自主防火組織活動支援事業:219万円
女性消防協力隊の活動や体制を見直し、負担軽減を図るとともに地域で活躍する防災リーダーを育成する組織として新たに「まゆみ防災リーダーズ」を発足します。
(11)消防団活動事業:9,256万円
高視認性活動服と消防団アプリの導入により団員の活動環境の整備と負担軽減を図りつつ、有事における被害の軽減に努めます。また、退職消防団員や消防職員を登用する機能別消防団員制度を導入し、日中における地域防災力の充足に努めます。
(12)本宮市しらさわ地域魅力発信事業:545万円
白沢地域の人口減少対策の一つとして、移住・定住につながる関係人口・交流人口の拡大を図るため、SNSを活用した情報発信を行います。さらに、地域おこし協力隊を新たに導入し、地域の活性化を推進します。
(13)生ごみ処理機購入支援事業:249万円
ゼロカーボン推進の一環として、一般家庭から排出されるごみの分別意識の向上とごみの減量化および資源の再利用化を図るため、生ごみ処理機を購入する市民に対し補助金を交付します。
(14)創業者支援事業:689万円
創業支援計画に基づき、商工会および市内金融機関と連携し、創業支援を行い、また、創業にかかる経費の補助を拡充することで、創業しやすい環境の整備と地域の活性化を図ります。
(15)認定農業者育成支援事業:1,358万円
認定農業者の育成支援のため、農業用機械および施設の整備に要する経費の一部を助成します。次世代を担う意欲ある農業者に対して、農業経営資金を支援することにより就農直後の経営確立を図ります。