くらし みなさんの声聞かせてください

「皆さんの声聞かせてください」事業へのご提案・ご意見を頂戴しましたので、その内容と、村からの回答をお知らせします。
ご提案・ご提言は、役場に備え付けの提案用紙または村ホームページから行えますので、お気軽にご意見をお寄せ下さい。

◆気象観測について
60代・男性 村内

▽ご提案内容要旨
福島県でも有数の豪雪地帯の昭和村。測候所を設置するなど、気象観測を各集落毎に情報提供して下さい。
昭和村内でも集落によって全く違う気象状況を知っておくべきだと思います。(天気、気温、積雪、道路事情など)
若松に行く時、小野川から博士トンネル付近が安全に走れるのかどうか、南会津地方に行く時も舟鼻峠付近の積雪量がどうなのか、知りたいです。
それと、福島県内の気象状況に昭和村がニュースに出てこないのも村の認知度が高まらない要因と感じてます。
もっと村の認知度アップ繋がるアピールもして下さい。

▽回答
この度は、ご提案ありがとうございます。
過去に、昭和村内には2箇所アメダスの観測地点(吉尾峠・博士峠)がありましたがいずれも、平成21年11月に観測を終了しています。
村では、昨今の全国的な異常気象による災害等が頻発する状況を鑑み、令和3年度から独自に観測装置を設置し、役場周辺における気象データを記録しています。(冬期間のみ、松山地区においては降雪・積雪を有人により観測しています。)
おっしゃる通り、各地区ごとに標高や地形も異なりますので、気象状況を把握することで、皆様の暮らしの安心・安全に繋がることはもちろん、農業用途でも利用が見込めます。しかしながら、すべての行政区に観測装置を設置するためには、費用も要しますので、その必要性とコストのバランスを検討させていただきます。
また、国道401号は福島県が道路管理者となります。博士トンネルは、ライブカメラが設置されておりますので、そちらをご覧いただくことで両町村の坑口付近の状況は確認いただくことができます。
舟鼻峠についても、下郷町側の状況(頂上のトンネルを過ぎたあたり)になりますが、ライブカメラで確認いただくことができます。
降雪等がニュースとなるためには、気象台によって設置された気象観測機器により観測される必要があると認識しております。アメダスは、全国で約1300地点に設置されており、17km四方に1点設置されています。基準が設けられ、それに基づき設置されていることから、本村へのアメダスの設置は、現実的でない状況です。ただ、テレビ局では、ニュースコーナーで視聴者から投稿された内容を紹介するコーナーなどもございますので、貴殿におかれましては、それらのニュースへの情報提供など、PRにご協力いただけますと幸いです。