- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県広野町
- 広報紙名 : 広報ひろの 令和7年1月号
■大串経済産業副大臣が就任挨拶
大串正樹経済産業副大臣(原子力災害現地対策本部長)が12月6日(金)、就任後初めて広野町を訪れ、町役場で遠藤町長らと面会しました。就任挨拶で大串副大臣は「福島の復興ならびに福島第一原子力発電所の安全かつ着実な廃炉は、経済産業省における最重要課題です。福島の復興を必ず果たすという強い決意の下に取り組んでいきます。」と挨拶しました。遠藤町長と渡邉議長は、大串副大臣に要望書を手渡し、令和7年度までの第2期復興・創生期間後の安定した財源確保、新たな課題への支援、自立・帰還支援雇用創出企業立地補助金の継続などを求めました。
■巨木を語ろう全国フォーラム福島・広野大会実行委員会を開催
令和7年5月に開催される「第36回巨木を語ろう全国フォーラム福島・広野大会」に向けた実行委員会が11月28日(木)、町役場で開催されました。当日は実行委員への委嘱状交付と初回の実行委員会を行い、一丸となって大会の成功を目指すことを誓いました。遠藤町長が委員一人ひとりに委嘱状を手渡し、「広野町の美しい郷土を存分に感じてもらえる催しとなるようご協力をお願いします。」と挨拶しました。本フォーラムは森林の大切さや巨木の魅力を全国に発信し、環境保全をPRするイベントで、広野町での開催は令和7年5月17、18日の2日間を予定しています。
■広野こども園発表会
広野こども園の園児による発表会が12月7日(土)、広野こども園で行われ、0歳児から5歳児までの園児たち約90人が出席し、劇や遊戯、歌など日々の練習の成果を発表しました。当日は、宍戸園長、遠藤町長から挨拶があり、さくら組の園児たちによるはじめのことばで発表会が開会しました。はじめは緊張していた園児たちも、発表会が始まると可愛い衣装に身を包み、日頃の練習の成果を発揮し、劇や遊戯、歌などを精一杯披露しました。来場した保護者の皆さんは子どもたちの立派な姿に成長を感じ、温かい声援を送っていました。
■ふたば未来学園・(株)マルト商事とのスイーツ共同開発表敬訪問
ふたば未来学園と(株)マルト商事による、広野町産みかんを使用したスイーツの共同開発に係る表敬訪問が12月20日(金)、町役場で行われました。この取り組みは、ふたば未来学園高校1年生の室井郁さんと山本樹さんが、マルト商事の協力の下、総合的な探求活動の一環として、広野町産みかんの魅力発信を目的にスイーツ開発を行ったものです。生徒たちは試行錯誤を重ねながら、新たに3種類のスイーツ(蒸しパン、ワッフル、クレープ)を完成させ、12月22日(日)にマルトSC平尼子店で販売会が行われました。
■広野町子ども議会を開催
広野町こども議会が12月18日(水)、広野町役場議場で開催されました。広野中学校3年A組・B組の生徒各6人、合計12人が午前と午後に分かれ、議長、議員となり、遠藤町長ら町執行部に対して質疑などを行いました。生徒たちは、渡邉議長、議会事務局の職員から議会および一般質問の進め方などの説明を聞いた後、日常生活で感じる町の課題やふるさとの未来について質問をし、遠藤町長や各課の課長等から質問に対する答弁がありました。町は子ども議会で出された夢のある幅広い意見や要望を参考に、町政伸展につなげていきます。
■(株)ルネサンスとの福祉・健康施策の推進に関する協定締結式
広野町と(株)ルネサンスとの福祉及び健康施策の推進に関する協定締結式が12月25日(水)、町役場で行われました。締結式には、(株)ルネサンスの岡本利治代表取締役社長執行役員と遠藤町長らが出席し、岡本社長と遠藤町長が協定書に署名しました。町は健康づくり・福祉・介護事業のノウハウと実績を有する(株)ルネサンスと連携することで、福祉及び健康施策の推進を図り、健康寿命の改善目標の達成に向け、高齢者をはじめとする地域人材の活躍、住民の運動促進などに取り組み、地域のつながりや交流、助け合いの輪の拡大を図っていきます。
■広野町消防団 つなぎ放水訓練を実施
広野町消防団によるつなぎ放水訓練が11月24日(日)、ひろの防災緑地において行われました。今回の訓練は、防災緑地での林野火災を想定し、自然水利を活用した中継送水訓練を実施しました。当日は消防団約60人が参加し、1.6kmの道に沿って消防車両13台をホースでつないで放水を行いました。訓練では(株)大和田測量設計による火元を確認できるドローンの実演も行われました。訓練を通して、消防団の迅速な行動、確実な機械器具の操作方法を確認し、火災および各種災害への有事即応体制の確立と住民の火災予防意識の高揚を図りました。
■広野こども園みかん狩り
広野こども園の園児によるみかん狩りが11月19日(火)、みかんの丘で行われました。当日は3歳児から5歳児までの55人の園児が参加し、みかん狩りを楽しみました。子どもたちは「大きいのが採れた」と笑顔を浮かべ、収穫したみかんを頬張りながら「すっぱいけど美味しい」と歓声を上げていました。今年はみかんが不作のため、町民向けのみかん狩りは中止となりましたが、参加した子どもたちは大きく実った冬の味覚を満喫することができました。町は今後も「東北に春を告げるまち」をキャッチフレーズに、温暖な気候を全国にPRしていきます。