- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県双葉町
- 広報紙名 : 広報ふたば 2025年11月 災害版 No.174
菊花薫る霜月。日毎に日暮れが早まり、秋の深まりを実感します。
9月20日、「はたちを祝う会」に6人の方が参加されました。心身ともに健やかに成長された姿を故郷である双葉町で拝見することができ、心強く感じたところであります。町の復興には、「若い人材」による知恵と創意・工夫が不可欠です。今後ともまちづくりに積極的に参加いただき、自然豊かで歴史・文化の薫る「ふるさと双葉町」の復興に向けた大きな推進力となっていただけることを願っております。
9月25日、谷公一自民党東日本大震災復興加速化本部長の視察に同行するとともに、要望書を手交しました。速やかな帰還困難区域全域の避難指示解除や、営農再開に必要不可欠な農業用水路の除染・復旧、さらには特定帰還居住区域での農業のあり方についても、国の方針を示していただくよう強く要望しました。
10月4日・5日、昨年に引き続き、「ふたばフードフェス2025」を開催しました。天候にも恵まれ、二日間で約1万3500人に来場いただきました。
来場いただいた皆さまは、双葉町産の食材や福島県沖で水揚げされた常磐ものを使用したメニューをはじめ、全国のおいしい食事を堪能されていました。本イベントをきっかけに、双葉町の現状を知り、魅力を感じていただくことで、さらなる交流人口の拡大に寄与するものと信じております。
10月3日から29日まで、県内外8会場で町政懇談会を開催いたしました。町の復興は緒に就いたばかりでありますが、町内の様子は目に見える形で変化しております。各会場で頂いた貴重なご意見やご要望を、今後の新しいまちづくりに反映させ、町民の皆さまに町の復興をより実感していただけるように職員一同全力で業務に取り組んでいきたいと考えております。
朝夕は冷え込む日もございます。町民の皆さまにはお身体に気を付けてお過ごしくださいますようお願いいたします。
双葉町長 伊澤 史朗
