- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県下妻市
- 広報紙名 : 広報しもつま 令和7年3月号
■大規模災害を想定した図上訓練を実施
2月2日、大規模災害を想定した図上訓練が行われました。図上訓練とは、地図を使って災害が発生した際の状況を考え、その被害を最小限に抑えるために、訓練進行役の指示に従って行動をシミュレーションする効果的かつ効率的な訓練です。参加者が自ら災害時の行動を考え、最善策を見つけ出すことが求められ、有事の際には経験を活かして迅速に対応できるようになり、高い効果が得られる訓練となっています。
今年の訓練では、茨城県南部を震源とした大地震を想定のもと、災害対策本部の設置や避難指示の発令、避難所の開設など、変化する状況に対応する訓練が行われました。
地域の安全を守るため、今後もさまざまな訓練を重ね、いつ発生するか予測できない災害に備えてまいります。
問合せ:消防防災課
■SMC株式会社からのソーラーパネル式蓄電池の寄贈
1月21日、SMC株式会社からソーラーパネル式蓄電池2セットが寄贈されました。下妻工場長の榎本(えのもと)亮(とおる)さんは、「今後も下妻市とともに安心安全なまちづくりをしていきたいと思います」と述べ、地域の安全に対する強い意欲を示しました。
SMC株式会社は、2021(令和3)年度より毎年この寄贈を行っており、今年で4回目となります。これまでの寄贈を通じて、地域社会との連携を深め、持続可能なエネルギーの利用を促進しています。また、2022(令和4)年12月16日には、災害時の備蓄品の提供や被災者の救助活動に関する「災害時の協力体制に関する協定」を締結し、緊急時の協力体制を強化しています。
今回寄贈されたソーラーパネル式蓄電池は、災害時に避難所などで通信機器や照明、扇風機への給電に役立てられます。
問合せ:消防防災課
■下妻市とサイボウズ株式会社が包括連携協定を締結
下妻市は、さらなるDX推進のため、1月28日にサイボウズ株式会社との包括連携協定を締結しました。
市は令和4年度よりサイボウズ社のノーコードツール「kintone(キントーン)」を導入し、職員が自らアプリを作成することで、業務改善や市民サービスの向上に努めています。今回の協定により、ノーコードツールの活用促進や職員エンゲージメント(仕事に対する意欲や関与度)の可視化、さらには災害時の情報共有や初期行動の強化を図ります。
今回の連携を通じて、両者の知見を活かし、さらなる市民サービスの向上や行政運営の効率化を目指していきます。
問合せ:DX推進課
■親子で楽しく「ファミリークッキング」
2月1日、千代川公民館において、男女共同参画と食育推進を目的とした「ファミリークッキング」が開催され、市内在住の小学生とその家族9組、合計20人が参加しました。講師の雨貝(あまがい)明美(あけみ)さんの指導のもと、「とろとろチーズのお好み焼き」と「バナナたっぷりのマフィン」を楽しく料理しました。
参加者からは「親子で参加できてとても楽しかった」「短時間で作れて満足した」といった声が寄せられ、お好み焼きが焼ける様子を注意深く見守る親子や、バナナマフィンの焼き上がりを楽しみに待つ子どもたちの姿が印象的でした。
この活動を通じて、家族の絆を深める貴重な体験となり、健康的な食生活について考える良い機会となりました。
問合せ:福祉課
■しもつま環境カルタ大会が開催
2月9日、イオンモール下妻において、「STOP!温暖化エコネットしもつま」主催により「令和6年度しもつま環境カルタ大会」が開催されました。市内の幼児や小学1・2年生の子どもたち、総勢20組40名がカルタ取り競技に参加し、多くの観覧者が集まりました。
大会では、市民の皆さんから公募した「地球温暖化」や「リサイクル」など環境保全に関する用語を基に、市内の中学生が描いた絵札を使用した下妻市オリジナルの「環境カルタ」を活用しました。出場者と観覧者が一緒になって環境問題について考える良い機会となりました。
問合せ:環境課