くらし 特集「道」を想う
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- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県高萩市
- 広報紙名 : 市報たかはぎ 令和7年8月号
道の日(8月10日)
道路は、私たちの生活を維持するために欠かせないインフラですが、あまりに身近な存在のため、その重要性が見過ごされがちです。
そのため、改めて道路の意義・重要性について関心を持っていただくため、国土交通省により「道の日」が制定されました。
この機に、普段何気なく使っている「道」について、考えてみませんか。
■フルマラソン10回以上の長さの市道
市内には、網の目のように道路が張り巡らされており、市道だけでも、総延長が約431キロメートルにもなります。
交通量や年数により程度は異なりますが、日々、道路の劣化が進んでいます。
■道路は誰が管理してる?
道路は、大きく公道と私道に分けられます。
公道は、国道・県道・市道に分けられ、それぞれ、国・県・市が管理しています。
▽国道(6号)管理者
常陸河川国道事務所(日立国道出張所)
【電話】0294-23-3455
▽国道(6号以外)・県道管理者
高萩工事事務所道路管理課
【電話】22-2255
▽市道管理者
高萩市役所 都市建設課
【電話】23-7032
■優先順位をつけて補修
老朽化している道路は、そのままにしておくと生活に影響があるため、その都度、補修しています。
しかし、膨大な距離の補修を一度に行うことは困難なため、それぞれの市道の劣化状況や交通量などを踏まえた優先順位をつけ、計画的に補修しています。
道路の補修以外にも、多くの企業・団体協力のもと、環境美化活動が行われています。
■市道の破損を見つけたら
道路は、生活に密接に関係しています。
そのため、皆さんが安全で快適に道路を利用できるよう、パトロールや皆さんからの情報をもとに、道路を補修しています。
「防災アプリ」からも道路の異常を通報できます。ぜひ、ご利用ください。
※二次元コードは、本紙をご覧ください。
■道路補修の現場
市は、損傷の程度によって、都市建設課が自ら補修したり、大規模な補修が必要なものは工事業者に依頼をして修繕したりして、市道を管理しています。
今回は、道路管理の一部として、市が行う補修の様子をお伝えします。
小さな穴に見えても、単純に埋めるのではなく、破損状況を確認して、丁寧に作業します。
道路の破損現場へ、必要な資材を持って向かいます。
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破損状況に合わせ、専用の機材で穴の周囲の劣化部分や土を取り除き、補修箇所をきれいに整えます。
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穴の底や周囲の地盤が不安定な場合は、土を詰めて固める等、必要に応じて補強します。
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アスファルトやコンクリートなどの舗装材料を補修箇所に敷き詰めます。
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詰めた舗装材料を均一にならし、専用の機械でしっかりと圧縮して固めます。
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補修完了!