- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県笠間市
- 広報紙名 : 広報かさま 令和7年7月号
令和6年環境モニタリング結果(大気・騒音・振動・悪臭・水質・土壌など)および令和7年1月から3月における施設モニタリング、浸出水の放流について、事業団から説明を受けました。
■環境モニタリング
▽大気
周辺大気環境の四季調査では、笠間東公園、地域交流センター高田、上市原地区の3か所で測定した結果、二酸化硫黄、浮遊粒子状物質、ダイオキシン類などは、環境基準を下回っていました。
▽騒音
環境騒音については、冬季の夜間および夏季に環境基準値を上回りましたが、夏季については昆虫の鳴き声が原因と考えられます。
▽水質
場内モニタリング井戸の調査では、4か所中3か所が全ての項目で環境基準を下回っていました。1か所では開業前からヒ素が環境基準を上回っていますが、地質の影響による自然由来のもので、近年は環境基準値付近で横ばいとなっています。
最終処分場の地下水・放流水については、全ての項目で環境基準又は協定値を下回っていました。
監視項目が多岐にわたるため一部を掲載していますが、その他全般的に環境基準などの目標値を満たしていました。
■施設モニタリング、浸出水の放流
▽最終処分場
・令和7年1月から3月に埋立処理した廃棄物は、17,979tでした。
・放流水(処理水)については、全ての項目で放流基準値を下回っていました。
・場内4か所の観測井戸のうち、環境基準項目では1か所でヒ素が、水道水質基準項目では3か所で総鉄や総マンガンが基準値を超過していましたが、過去と比較して大きな変動はありませんでした(飲用には供していません)。
■エコフロンティアかさま監視委員会の在り方について
エコフロンティアかさま監視委員会の在り方について検討・協議した結果、現在の委員の参画状況などを踏まえ、当面の間、委員会の開催は見送ることとしました。
なお、今後もエコフロンティアかさまの運営に伴う市民生活および環境への影響や適正な施設管理の状況について、引き続き各種モニタリング調査結果などをしっかりと確認するとともに、広報紙やホームページを通じて市民の皆さんに公表していきます。
問合せ:資源循環課
【電話】内線128