- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県常陸大宮市
- 広報紙名 : 広報常陸大宮 2025年1月号
◆空気が乾燥しやすい時期は注意!冬の暖房器具、正しく使っていますか?
寒さが厳しくなる季節、暖房器具は、私たちの生活を快適に保つために欠かせない存在です。しかし、使用方法を誤ると火災の原因になることがあります。暖房器具を安全に使用するための以下のポイントを守り、安全に冬を過ごしましょう。
◇暖房器具ごとに注意したいポイント
・電気ストーブ
コードに傷や断線がないか確認し、使用中は周囲に燃えやすいものを置かないようにしましょう。特に、コードとコンセントのつなぎ目部分は断線が起きやすい箇所です。曲げてみて、柔らかい場合には、断線している可能性が高いので、使用を中止しましょう。
・石油ストーブ
石油ストーブは、不完全燃焼を起こして一酸化炭素などが発生し、中毒になるおそれがあります。使用中は、定期的に換気を行いましょう。
また、給油の際は、必ず火を消してから給油しましょう。火がついたまま給油をすると、こぼれた灯油に燃え移る恐れがあります。
・エアコン
フィルターなど、エアコン内部にほこりがたまっていると、動作不良の原因になるだけではなく、最悪の場合、ほこりを通して漏電し、火災につながることがあります。まずは、エアコンの前面パネルを開けて、フィルターにほこりがたまっていないか確認してみましょう。フィルターは定期的に掃除することで、暖房効率が上がります。
◇どの暖房器具でも就寝前・外出前には必ず電源を切りましょう
どの暖房器具でも、就寝や外出の前には必ず電源を切りましょう。寝ている間や、家を開けている間は、火災が発生しても気づきにくく、発火した際の対処が困難になってしまいます。暖房代の節約と火災予防をかねて、電源のオン・オフを適切に行いましょう。
また、「朝寒くて起きられないから部屋を暖かい状態で保っておきたい」「帰宅したときに暖かい部屋にしておきたい」などの場合、エアコンのある家であれば、タイマー機能を有効活用し、起床・帰宅に合わせて、エアコンがかかるように設定するなど工夫してみましょう。
◇住宅用火災警報器は大丈夫?10年ごとに交換を!
住宅用火災警報器は、煙や熱を感知し、警報音などで火災の発生を知らせてくれます。火災にいち早く気づき、速やかな初期消火や通報、避難が可能になります。設置から10年が経つと、電池切れや機器の劣化で、煙や熱を感知しなくなる可能性があります。すべての住宅に設置が義務になり、10年以上経過した今、住宅用火災警報器の本体交換を行い、火災に備えましょう。
問い合わせ:消防本部
【電話】54-0119