- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県坂東市
- 広報紙名 : 広報ばんどう No.245(令和7年8月21日号)
■保護司会・更生保護女性会「犯罪のない明るい社会をめざして」
7月1日、「社会を明るくする運動」を推進するため、猿島地区保護司会坂東支部と更生保護女性会の皆さんが市役所を訪れ、石破内閣総理大臣からのメッセージを山口副市長に手渡しました。
「社会を明るくする運動」は、犯罪や非行の防止と過ちを犯した人の立ち直りについての理解を深めてもらい、犯罪や非行のない安全で安心な地域社会を築こうとする全国的な運動です。
保護司会、更生保護女性会の皆さんの活動を中心に、まちぐるみで明るい地域社会づくりを進めていきましょう。
■南中学校で防犯教室開催
6月30日、南中学校で茨城県警音楽隊による防犯教室が開催されました。
防犯教室では、交流サイト(SNS)利用時の注意点について学びました。犯罪に巻き込まれないために、知らない人には個人情報を教えないこと、絶対に会わないことを寸劇形式で教わりました。また、自転車乗用時の交通ルールについて講話があり、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。
音楽隊の演奏では、アニメのテーマ曲など身近な楽曲が披露され、カラーガード隊の華やかな演技に、会場は大きな拍手に包まれました。
この教室を通じて、防犯や交通安全について考える良い機会となりました。
■猿島中学校でクルマ教室
7月4日、猿島中学校2年生を対象に、茨城ワクドキクラブ(県内オールトヨタ)主催によるクルマ教室が行われました。
体験授業では、モータースポーツや次世代自動車の車両見学のほか、e-Motorsports(イーモータースポーツ)や小型モビリティ(C+Walk)といったトヨタの先進的な技術を学びました。
また、働く意義についての講話や販売店のスタッフによる経験談や社会人になって感じていることのお話しがあり、自動車業界で働く方々をとおして、将来働くことについて考えるきっかけとなりました。
■バイクで長年子どもたちの安全見守る
遠藤進(えんどうすすむ)さん(神田山新田)
遠藤さんは、約10年間、登下校をする子どもたちの見守り活動を行っています。主に交差点等の交通量の多い場所で、子どもたちが安全に通行できるよう誘導しています。登校時は学校の門まで付き添い、下校時は、最後の子どもが家に帰るまで見届けるようにしているそうです。
また、通学路を巡回しながら危険箇所を把握し、市役所等へ報告することも重要な活動だといいます。実際に、変質者を通報したり、大きなハチの巣を発見したことがあったそうです。
遠藤さんは「今年94歳ということもあり、体力的に大変な部分もあるが、この活動が犯罪や交通事故の抑止になっていると信じている。子どもたちからあいさつしてもらえると、元気をもらえる」と笑顔で話してくれました。長年、地域の子どもたちを見守ってくださり、ありがとうございます。