子育て かすみっ湖 子育て通信

■子育てお悩み相談室
◆乳幼児の保護者からの相談
○嘔吐・下痢の症状がある場合、何に注意すればよいですか?
嘔吐・下痢がある場合には、脱水症状にならないように注意する必要があります。とはいえ、嘔吐直後に水分を与えると再び吐き気をもよおし嘔吐を誘発することがあります。3~4時間以内をめどに経口補水療法を開始できれば十分ですので、少し待つのも肝要です。
嘔吐・下痢があるときの乳幼児イオン飲料の使い方:
市販されている特別用途食品(OS-1、アクアライト)などがありますが、軽症の場合は乳幼児用イオン飲料でも大丈夫です。
経口補水液にはナトリウムイオンやブドウ糖の濃度の調整により小腸での水分・塩分・糖分の吸収率を高める工夫がされています。一般的にジュース(果汁など)は経口補水液より浸透圧が高いため、かえって下痢をひどくする可能性があります。経口補水液の摂取は少しずつはじめ、頻回に進めていくのがポイントです。
乳幼児用イオン飲料は一般のスポーツ飲料より多くの塩分を含み、また糖分pHの影響でむし歯の原因になるため、日常的に摂取することはお勧めしません。
また、授乳中の場合には、母乳やミルクを継続して構いません。以前は絶飲食にして腸管を休めたり、ミルクの濃度を薄めるなどの対応を指導していた時代もありましたが、検証の結果これらに科学的根拠はなく、むしろ栄養状態の悪化につながると結論づけられたため、そうした習慣は推奨されません。

休日・夜間の子どもの症状にどう対処したらよいのか迷ったときは、子ども救急電話相談【電話】#8000で相談することもできます。

問合せ:健康増進課
【電話】029-898-2590

■子育てインフォメーション
◆やまゆり館行事 要予約
※9月1日(月)予約開始

○ベビーマッサージ(無料)
日時:9月16日(火)午前10時~11時
対象:10組(生後2カ月~ハイハイ前までの赤ちゃんとその保護者)
講師:松原玲架(ベビーマッサージセラピスト)
※24時間以内に予防接種を受けたお子さんは、参加をご遠慮ください。
※詳細は、かすみっ湖ホームページ(本紙またはPDF版に掲載の二次元コードをご利用ください)をご覧ください。

問合せ:やまゆり館
【電話】029-832-5601

■乳幼児健診・教室カレンダー 9月

■子育て相談カレンダー 9月