- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県桜川市
- 広報紙名 : 広報さくらがわ No.467(2025年3月1日号)
2月17日、国営ひたち海浜公園へのヤマザクラの苗木の贈呈式が行われ、大塚市長から髙村幸夫(こうむらゆきお)国営常陸海浜公園事務所長へ目録が手渡されました。
国営ひたち海浜公園では、新たに園内の一部を開園するための準備が進められています。
当該区域はヤマザクラが多く自生していることから、その特性を活かした整備が計画されており、今回の苗木の寄贈となりました。
寄贈した苗木は、市内の小学生が授業の一環で大切に育てた苗木ですので、お近くにお出かけの際はぜひお立ち寄りいただき、寄贈された苗木をご覧になってください(駐車料及び入園料がかかります。)。
今後は、観光や教育の面で相互に連携を図りながら、寄贈した苗木を活用していく予定です。
◆~以下、国営ひたち海浜公園 広報物より抜粋~
国営ひたち海浜公園の北側に位置する樹林エリアは、マツやヤマザクラの樹林に、沢田湧水や貴重な動植物が残る大きな森。自然の美しさや生き物との出会いを楽しむ場として計画されています。今回はその一部、「森の広場」周辺が3/28にOPENします。
森の広場を整備する際、既存の樹林植生を活かし、数種のサクラの苗を補植する事としました。その際に使用した苗のうち、ヤマザクラについては茨城県桜川市にご提供頂きました。
ヤマザクラとは、古来より里山に自生している野生種の一種で、国営ひたち海浜公園にも多く自生しています。
観賞用として人為的に作られたソメイヨシノなどの栽培品種とは異なり、一本ごとに遺伝子が異なるという特徴を有しています。
花の大きさや色、形、開花時期や開花期間がそれぞれ異なり、春になると奥ゆかしい、幻想的な景色を作り出します。
遺伝子の異なるサクラ達、どんな花をつけるでしょうか。それぞれの個性を探して楽しんでいただけたらと思います。今後の成長を暖かく見守って下さい。
※詳しくは本紙8ページをご覧ください
問合せ:ヤマザクラ課
【電話】58-5111
【電話】75-3111
(代表)