- 発行日 :
- 自治体名 : 茨城県大子町
- 広報紙名 : 広報だいご 令和7年8月号
■近津神社の中田植
6月21日、下野宮の近津神社で800年以上前から続くとされる「御田植祭」が6年ぶりに同社の神饌田(しんせんでん)で執り行われました。豊作を願う「田植歌」にあわせて15人の早乙女が一列に並んで苗を植えました。神饌田(しんせんでん)の周りには見物客や多くの写真愛好家でにぎわいました。また、「餅入りのおおさなぶり汁」や前夜祭の「宵灯篭」で使用された「竹灯篭」の無料配布も行われました。
■大盛況!あそびまにあ2
6月15日、「そとあそび」をテーマにしたイベント「あそびまにあ2」を奥久慈茶の里公園で開催しました。今年は森と水の関係性を楽しみながら知ってもらうため、水に親しむ「ウォーターゾーン」、森に親しむ「フォレストゾーン」、公園で憩う「グリーンゾーン」の3つのエリアを設けました。10種類の外遊びが体験でき、参加者は思い思いに「そとあそび」を楽しみました。
■ツキノワグマ講座
6月2日、高柴地区でツキノワグマが目撃されたことを受けて、生瀬小学校と小生瀬保育所で特別授業を実施しました。ツキノワグマの特性やクマに出会わないための対策など、子どもたちは真剣に耳を傾けていました。
▽クマに出会わないための3つのポイント!
(1)生ゴミなどを外に置かない
(2)クマのかくれ場所を無くす
(3)人がいることを知らせるため音を出す
■防災教室
6月7日、大子特別支援学校と上小川小学校5・6年生の子どもたちを対象に、防災教室を実施しました。令和元年東日本台風では豪雨や久慈川の氾濫など甚大な被害が生じました。水害の被害状況や生活の不便さなどについて、3人の語り部が講話しました。子どもたちは、災害の体験談や写真を見て、再び災害が起きてしまったときどのように対応するべきかを話しあい、訓練や備えが重要であることを学びました。
■大子町防災訓練
6月22日、大型台風の接近および線状降水帯の影響による、河川の水位上昇および土砂災害が発生した想定での防災訓練を行いました。各地区の自主防災会や消防団をはじめとする多くの町民や団体、関係機関などが連携し、災害対策本部の設置、避難情報発信訓練および情報伝達、避難所開設など、発災時さながらの訓練が行われました。このような訓練を繰り返し行うことにより、災害が発生するおそれがある場合の迅速かつ適切な判断と落ち着いた行動に繋がります。近年の災害は頻発化・激甚化する傾向があり、想定以上の被害に遭うことも珍しくありません。普段から「いざというとき」に備えておくことが大切です。