くらし 【暮らしの情報欄】みんなで考える世界禁煙デー

「世界禁煙デー」は、世界保健機構(WHO)が、「タバコを吸わないことが一般的な社会習慣になること」を目指し、1989年に制定したものです。
厚生労働省は1992年から世界禁煙デーから始まる一週間を「禁煙週間」とし、たばこの健康影響などの普及啓発強化に取り組んでいます。さまざまな生活習慣病や肺がんなど、有害化学物質による深刻な健康被害の原因となる喫煙ですが、受動喫煙によって非喫煙者の健康が損なわれることも問題となっています。
電子たばこの使用と疾病および死亡リスクとの関連について現時点では明らかではありませんが、上記のような海外の状況を踏まえると健康被害を起こすおそれが否定できません。電子たばこを使用して、呼吸困難、息切れ、胸痛といった呼吸器症状が見られるなど、具合が悪くなった場合には、その製品の使用を直ちに中止し、医療機関を受診してください。