- 発行日 :
- 自治体名 : 栃木県鹿沼市
- 広報紙名 : 広報かぬま 2025年5月号(NO.1296)
鹿沼市長
松井 正一
令和7年度を迎え、鹿沼市役所にも新採職員が入庁し、フレッシュな力が配属職場で元気に頑張っています。一緒に鹿沼市を盛り上げていきたいと思います。
さて、4月に入り、各地に花の便りが届いています。千手山公園では、桜(ソメイヨシノ)開花宣言を行いました。花木センターでは、水仙フェアやルピナス祭り等で賑わっています。城山公園でも、桜やつつじが彩り豊かに咲き誇っています。家族揃って花見が出来るスポットも多い鹿沼市。春爛漫、とても良い季節ですね。
また、大芦川流域では、3月下旬に「櫻人」マルシェが出会いの森総合公園で開催され、大勢の来訪者で賑わいました。この大芦川上流の西大芦地区や東大芦地区では、観光公害が問題となり、市では「大芦川保全条例」を制定し、環境パトロール等による規制を行ってきました。しかし、規制のみでは地域の賑わい創出にならないため、河川敷地の有効活用について栃木県と協議を重ね、県から3月17日付けで、河川敷地の占用規制を緩和し、民間の営利事業を可能とする「河川空間のオープン化」を指定していただきました。県管理河川では初となり、今回は、引田と下大久保の2ケ所の河川敷が対象となります。この指定を元に、大芦川の河川敷の有効活用、環境保全と地域振興の両立を図っていきたいと思います。
(令和7年4月2日 記)