- 発行日 :
- 自治体名 : 栃木県鹿沼市
- 広報紙名 : 広報かぬま 2025年8月号(NO.1299)
災害が発生した後、片付けなどを行った際に出るごみが「災害ごみ」です。「災害ごみ」を速やかに処理することが、その後の復旧・復興への大きな一歩になります。そのためにも、いざという時に備え、災害が起こっていない時から「災害ごみ」について考えることが大切です。
今回は、災害が起こった時の分別から処理の流れを紹介します。
■“災害ごみ”って何だろう
“災害ごみ”とは、災害が発生した後、片付けなどを行った際に出るごみのことをいい、汚れた衣類や壊れた家具などがあげられます。
“災害ごみ”は、普段のごみとは分別の仕方が異なり、いつも以上に手間がかかります。
■普段から備える
処理に手間がかかる“災害ごみ”。普段から次のことを心がけておくと、いざという時に処理もスムーズになります。
1.家などにあっても使わないなど、不要なものは処分しておく。
2.ごみの分別を心がける。
3.災害時のごみ処理の流れを把握する。 など
■もしも災害が起こったら…処理の流れ
1 災害の発生
2 自宅の片付け、分別
3 仮置場まで運搬
4 種類ごとに降ろす
[point01]生活ごみと災害ごみは分別しましょう
まとめて捨てたほうが早く片付けられそうですが、収集に時間がかかってしまいます。生活ごみの中には、生ごみが多く含まれているため、処理が遅れると悪臭や害虫発生の原因になります。
[point02]災害ごみを分別しましょう
分別していないごみを仮置場に運んでも、そのままの状態では処理ができません。
災害ごみも分別することで、処理時間が短くなります。
●災害ごみの分別例
・燃えるごみ(布団・プラスチック・衣類)
・燃えないごみ(割れた食器、ガラス・金属類)
・家具
・壊れた家電
・畳
[point03]生活ごみはごみステーションに 災害ごみは仮置場へ
災害ごみは、通常では処理ができないものなどが多く含まれます。そのため、被害が大きい場合、ごみステーションとは別に、災害ごみの「仮置場」を設置します。
※詳細は市ホームページや公式SNS、自治会等を通じて周知します。
※生活ごみは、普段と同じようにごみステーションに出してください。生ごみを優先的に回収するため、燃やさないごみ、資源物などの収集は、一定期間行わない可能性があります。
問合せ:資源循環課資源循環推進係
【電話】64-3241