- 発行日 :
- 自治体名 : 栃木県大田原市
- 広報紙名 : 広報おおたわら 令和7年4月号(No.1333)
■2/5 災害に備えた体制づくり
秋田県にかほ市との災害時相互応援協定締結式
秋田県にかほ市と、「災害時における相互応援に関する協定」の締結をしました。
この協定は地理的に災害の同時発生のリスクが少ない自治体と、応急復旧に必要な人的・物的支援を行うことを目的に協力体制を構築し、災害に強いまちづくりを目指すものです。
また、にかほ市は「東の松島、西の象潟(きさかた)」と謳われた景勝地として有名で、俳聖松尾芭蕉が「奥の細道」紀行において訪れた最北の地として、象潟の美しい風景を句に残したことで知られています。
■2/5 刀剣類4口をご寄贈いただきました
黒羽藩ゆかりの刀の寄贈
この度、増山医院(佐良土)の増山氏より刀2口(ふり)と脇差(わきざし)2口の合計4口をご寄贈いただきました。
4口は、いずれも栃木県ゆかりの刀鍛冶が作ったものです。特に、諸刃(もろは)(小烏丸造(こがらすまるづく)り)が特徴の脇差1口は、黒羽藩お抱えの刀鍛冶(源真守(みなもとのさねもり))による作品です。黒羽藩ゆかりの刀鍛冶の作品は、現存する数が非常に少ないため、大変貴重です。
今回ご寄贈いただいた刀と脇差を3月25日から那須与一伝承館で展示しています。この機会に、ぜひご来館ください。
■2/10 米の食味を競うコンクールで特別優秀賞
阿久津農園表敬訪問
米・食味鑑定士協会主催「米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」の都道府県・海外地域代表お米選手権にて特別優秀賞を受賞した、阿久津農園の阿久津氏ご夫妻が市長を表敬訪問しました。
受賞した米の品種は「ゆうだい21」で、阿久津農園では過去にも同コンクールで金賞を受賞しています。
「ゆうだい21」は、宇都宮大学農学部が開発した栃木県生まれの米の品種で、大粒で食べ応えがあり、うま味と甘みが強く、冷めてからも粘りともちもち感を楽しめるのが特徴です。
■2/15 消防団は地域を守る重要な組織です
可搬消防ポンプ積載車交付式
那須地区消防本部において、可搬消防ポンプ積載車2台の交付式を行いました。金田北地区の第3分団第4部、黒羽地区の第7分団第3部に対して、それぞれ最新鋭の装備を備えた車両を更新し、配備しました。
この車両は、軽ワゴンタイプで普通自動車免許で運転できるため使い勝手がよく、道幅の狭い現場でも小回りが利くように設計されています。
新型車両の導入で地域住民の安全・安心の確保に寄与することが期待されます。
■3/5 長年の消防団活動の功績を讃えて
内閣総理大臣表彰受賞
11月29日に東京都港区虎ノ門にある日本消防会館「ニッショーホール」にて、大田原市消防団長の松本茂氏が、自治体消防制度75周年内閣総理大臣表彰を受賞されました。そして、3月5日に受賞報告のため、松本団長が市長を表敬訪問しました。
40年以上の消防団活動に貢献された功績が評価されたことは、他の消防団員の励みになり、今後の更なる活躍に期待いたします。
■3/5 学生ボランティア活動の充実のために
株式会社ダイナムからの寄附
市内に店舗を運営する株式会社ダイナム(東京都荒川区)から企業版ふるさと納税による寄附をいただきました。
株式会社ダイナムは、企業版ふるさと納税を通じて、地方自治体における地域課題の解決や、地方創生につながるさまざまな取り組みを支援しています。
いただいた寄附は、「くろばね紫陽花まつり」や「大田原マラソン大会」における学生ボランティア活動の充実のために活用させていただきます。