くらし 市政情報・地域の情報

◆荒川南部地域保全会・JR社員らがひまわりの種まき作業
6月16日(月)、荒川南部地域保全会(山田清会長)が猿久保田んぼ公園や小塙駅周辺の約180アールの畑でひまわりの種まきを行いました。
これは同会がJR烏山線沿線の環境保全のために行っているもので、毎年夏には一面にひまわりの花が咲き誇ります。当日は、JR東日本宇都宮統括センターの社員など約40人が参加し、種まきに汗を流しました。
約23万本ほどのひまわりが、8月中旬に見頃を迎える予定です。

◆横山亘さんがはりか山を鮮やかに描く
今年の「烏山の山あげ行事」の舞台背景となるはりか山の絵描きを、横山亘さん(中央3丁目)が担当しています。現在は、大山の絵描きの仕上げの段階で、今後は、描き終えた前山と瀧山の細かい修正や道具類の絵描きをしていく予定だそうです。
4月上旬からほとんど毎日作業に取り組んでいる横山さん。「山あげ祭は、舞台背景の山の切り返しが見どころのひとつ。祭り本番では、切り返しによって絵が変わった瞬間に、観客が驚く姿を見られたらうれしい」と笑顔で話していました。

◆地域課題解決型 キャリア教育 烏山学
▽烏山高1年生が「烏山の山あげ行事」を体験
6月1日(日)に山あげ会館前などで、1年生113人が参加し、ユネスコ無形文化遺産「烏山の山あげ行事」の体験学習を行いました。
当日は、今年の烏山の山あげ行事の当番町「泉町」若衆から指導を受けながら、野外歌舞伎の舞台背景である「前山」をあげたほか、烏山山あげ保存会芸能部会の協力で、鳴物(なりもの)や常磐津で使用される三味線などの楽器、衣装に触れる芸能体験も行われました。

▽烏山高3年生が「卒業証書の和紙すき」に挑戦
6月5日(木)に福田製紙所の和紙の里(小原沢)で、3年生が和紙すきを体験しました。これは本市特産の烏山和紙で自身の卒業証書を制作するものです。
当日は、同製紙所の職員から和紙すきの手順の説明を受けながら、和紙をすく道具「すき桁」で液状の紙料をすくい上げ、水平にゆすりながら和紙をすく作業に取り組みました。
体験した鈴木翔梧さん(南2丁目)は「すき桁が重く、水平を維持しながらゆするのが難しかった。自分で作った世界に一つだけの卒業証書の出来上がりが楽しみ」と話していました。

◆心に響くひととき 里山の小さな音楽会
6月8日(日)、歌えバンバン(大澤純子代表)による「里山の小さな音楽会」が下境公民館で開かれ、100人を超える観客が集まりました。
当日は、歌えバンバンがコーラスを披露したほか、市内在住のボイストレーナー山田ぶんぶんさんや全国で活躍するエレクトーン奏者の倉沢大樹さんが歌や演奏を披露。一曲が終わるごとに、会場からは大きな拍手が鳴り響きました。
大澤代表は「音楽会は9年ぶりの開催。いつも練習をしているこの場所で、音楽を地域の皆さんと楽しめることがうれしい」と話していました。

◆世代を超えた地域交流の場の創出 野上ふれあい活動レクリエーション
6月22日(日)、野上地区自治会(水井守夫代表自治会長)では、野上体育館などを会場に「野上ふれあい活動レクリエーション」を開き、地域住民など約85人が参加しました。この活動は地域交流のために同自治会が平成19年頃から行っており、昨年からは誰でも楽しく親しめるボッチャを取り入れたり、今年は自治会会員以外の参加者を募集したりと新たな取り組みを行っています。
当日はボッチャやミニグラウンド・ゴルフ、射的、輪投げなどで年齢に関係なく楽しむ姿が見られ、会場は終止和やかな雰囲気に包まれていました。

◆空手道で小・中学生が活躍
▽中学生3人が全国・関東大会へ
白堊(はくあ)会空手道所属で烏山中3年の大輪映奈さん・咲奈さん姉妹(下境)と南那須中1年の村山寧々さん(下川井)が5月に行われた県予選で優勝し、8月に長野県で開かれる「第33回全国中学生空手道選手権大会」女子団体組手に出場します。また、3人は、7月開催の関東大会への出場も決まっており、大輪咲奈さんは個人組手にも出場します。
大会の意気込みについて、大輪映奈さんは「中学生最後の大きな大会なので、精一杯頑張りたい」、大輪咲奈さんは「まずは初戦突破。悔いの残らない試合をしたい」、村山寧々さんは「得意な技を出して勝ち進みたい」と話していました。

▽小学生2人が全国の舞台へ
白堊会空手道所属で烏山小4年の人見莉央奈さん・柚稀奈さん姉妹(南1丁目)が5月に行われた県予選で優勝し、8月に東京都で開かれる「第25回全日本少年少女空手道選手権大会」に出場します。
大会に向け、人見莉央奈さんは「裏回し蹴り」、人見柚稀奈さんは「中段蹴り」の練習を頑張りたいと話していました。