くらし 広報連絡委員レポートNo.470

■最近気付いたこと
中谷地区 広報連絡委員 畔上 保宣
私は毎朝、健康のためにジョギングかウォーキングをやっています。その時に気づいたことです。毎日4~5人ぐらいの人とよくすれ違いますが、顔見知りの人はほとんどいません。そのため顔を合わせることなく通り過ぎるようにしていました。
しかし、私の気持ちは何かぎこちなさを感じていました。そのため、良く会う人には「おはようございます」の挨拶をしてみました。挨拶をされた人は、顔を合わせることなく、小さな声で挨拶を返してくれる人とか無言の人ばかりでした。そのため見知らぬ人への挨拶は、相手にとって迷惑行為なのかなあと思ってしまいました。
それからしばらく挨拶をやめていました。するとある時、私が素通りしようと思っていた時、見知らぬ人の方から「おはようございます」という爽やかな声を掛けられました。私は思わず顔を見合わせて挨拶をしてしまいました。するとニッコリ笑顔が返ってきました。その時の私の気持ちは、よし!今日も頑張ろう!という気持ちになりました。
それ以来、見知らぬ人でもすれ違う時は挨拶をするようにしました。最初のころは「おはようございます」と声を掛けても、おはようございますという返事が返ってくる人と無言の人がいました。そのうちに声が小さい人でも、だんだん声が大きくってなってきて、顔を合わせるような人も出てきました。無言だった人も声を出してくれるような人も出てきました。
見知らぬ人に声をかけるのは、賛否両論がありますが、私は良くすれ違う人には挨拶を交わすぐらいは良いのではないかと思うようになりました。挨拶を交わしているとお互いの顔を良く見るようになり、なんとなく気持ちが良くなりました。
やっぱり挨拶は、恥ずかしがらずに自分の方から相手の顔を見ながら積極的にやったほうが良いと思うようになりました。ほんの一瞬の出来事だったのですが、70歳を過ぎて気づきました。