くらし 平和への願い

令和7年度小山・野木・結城合同広島平和記念式典中学生派遣団報告記

野木町では、平和活動のリーダーを育成することを目的に、小山市・結城市と合同で中学生の代表を広島平和記念式典に派遣しています。今年度も2市1町で参加し、体験や見学を通して、平和の大切さを感じ取りました。
8月5日(火)~7日(木)の日程で派遣し、6日(水)には広島市で開催された平和記念式典に、野木中学校2年生2名、野木第二中学校2年生2名の計4名が参列しました。中学生の代表として、また、町民の代表として立派にその務めを果たしてきました。
派遣を通じて「平和」について学んだこと、感じたことなど、中学生4名の感想を紹介します。

■野木中学校 杉山 幸志朗(すぎやまこうしろう)
僕は、今年戦後80年の節目となる広島平和記念式典に参加しました。特に印象に残っていることは、平和記念資料館の見学です。原爆投下後の変わり果てた広島の姿や人々が見た悲惨な光景が写真や展示物から伝わってきて胸が痛みました。もう二度とこのような悲しい出来事を繰り返さないために、この貴重な経験を多くの人に伝えていきたいと思います。

■野木中学校 鈴木 美宇(すずきみそら)
原爆ドームと平和記念資料館の見学や被爆者の方の体験講話を通して、戦争の恐ろしさと平和の大切さを学びました。現地で目にした写真や遺品は、80年前の出来事とは思えないほど辛く、悲しいものでした。被爆者の方の話では、人々の強さと平和への願いを強く感じました。このような過ちを繰り返さないために現地で感じたことを伝え続けていきたいです。

■野木第二中学校 平山 直路(ひらやまなおみち)
私が広島平和記念式典派遣事業に参加して感じたことは、「平和の大切さ」です。原爆ドームや平和記念資料館の見学を通して、核兵器の怖さを知りました。また、被爆者の方から当時のお話を聞き、戦争や核兵器のない世界をつくる必要性を感じました。今回学んだことをたくさんの人に伝え、「平和な世界」を訴えていきたいです。

■野木第二中学校 斎藤 英菜(さいとうはな)
私は研修を通して、二度と戦争が起きてほしくないと改めて思いました。理由は原爆で亡くなった方やけがをした方が何十万人もいることを知り、たくさんの建物が壊れ、町が悲惨な状況を目の当たりにし、このようなことが二度と起きてほしくないと思ったからです。この研修で原爆の悲惨さについて詳しく知ることができ、様々な体験を通して「平和」について考えることができました。

問合せ:こども教育課
【電話】57-4182