健康 お口アップでワハハな生活

■Vol.5 口腔(こうくう)機能トレーニング
口は食事をしっかりとって健康な体をつくるために大切な役割を果たしています。このコーナーでは口に関する情報を紹介します。今回のテーマは「口腔機能トレーニング」です。
かみにくい、飲み込みにくい、口が渇くなどの症状が出てきたらオーラルフレイル(口周りの虚弱)の可能性があります。気付いたら早めに対策をしましょう。オーラルフレイル全般に効果のあるトレーニングとして、本市「ピンシャン!元気体操」の「お口アップ体操」を紹介。食事前にすると口や舌の動きがスムーズになり食事がしやすくなります。また、誤嚥(ごえん)性肺炎の予防にもなります。

◇お口アップ体操の効果
[顔面体操]
顔や口周りの筋肉を動かし表情を豊かにします。
[舌体操]
舌の動きや働き、唾液の分泌が改善され言葉が発音しやすくなります。
[唾液腺マッサージ]
唾液がたくさん出るようになり、食べ物が飲み込みやすくなります。

◇お口アップ体操+α
◎食事中にむせやすい人
飲み込む力が低下している可能性があります。放置すると誤嚥性肺炎の心配もあるため、喉の筋肉を鍛えましょう。
[飲み込みおでこ体操]
(1)座った状態で姿勢を正す。
(2)左右どちらかの手をおでこに当てる。
(3)おへそをのぞき込むようにして手のひらとおでこの押し合いを5秒間する。
◎滑舌が悪くなった人
舌の筋力が低下している可能性があります。舌をしっかり動かす早口言葉で舌の筋力を鍛えましょう。
〔初級〕生麦 生米 生卵
〔中級〕坊主がびょうぶに 上手に坊主の絵を描いた
〔上級〕瓜売りが 瓜売りに来て 瓜売り残し 瓜売り帰る 瓜売りの声

これらの運動を日常生活に取り入れて、口の健康を維持しましょう。お口アップ体操は本市公式YouTubeをご覧ください。

※次回は、歯科検診です。

問合せ:長寿包括ケア課
【電話】027-898-6133