文化 市制施行20周年記念事業【夏季展示】麦わらのかすかべ ~帽都(ぼうと)いま・むかし~

「麦わら帽子」は、明治時代から続く、春日部伝統の特産品です。麦作が盛んだった市域では、農家の副業として麦わら真田(さなだ)編みが広まり、これを加工する麦わら帽子製造が始まりました。国内外の需要に応じて、原料を経木(きょうぎ)やマニラ麻に代えながら、帽子製造の技術は現在に継承されています。かつては「帽都」と呼ばれるほど、春日部は製帽産業が盛んなまちでした。今回の展示では、特産品の「麦わら帽子」と関連産業のあゆみについて、さまざまな資料を展示・紹介します。

日にち:7/23(水)~9/7(日)
場所:郷土資料館 企画展示室
主な展示品:麦作の道具、麦わら帽子製作用具、麦わら帽子出荷の記録 ほか

■関連事業
○記念講演会「関東の麦わら細工」
日時:8/31(日)14:00~16:00
場所:教育センター
講師:山田淳子(やまだじゅんこ)先生(小山市立博物館)
申し込み:7/10(木)から直接、電話で郷土資料館、または電子申請で

○学芸員による展示解説講座
「春日部の麦わら帽子と関連産業」
日時:9/6(土)10:00~12:00
場所:教育センター
申し込み:7/10(木)から直接、電話で郷土資料館、または電子申請で

○みゅーじあむとーく(学芸員による展示解説)
日時:8/20(水)10:30~、15:00~
場所:郷土資料館 企画展示室

問合せ:郷土資料館
【電話】048-763-2455