- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県入間市
- 広報紙名 : 広報いるま 令和7年1月1日号
■3つ目の柱 「教育改革」
子どもたちの「今の幸せ」と「豊かな未来」を創ることこそが私たち大人の使命であり、社会全体の責任であるという信念に基づいて、教育改革に力を入れてまいります。
社会環境が目まぐるしく変わり、予測できないことが頻発する現代において、すべての子どもたちが自らの力で未来を切り拓き、社会の中で自分らしく活躍できる力を育むことは、非常に重要です。
教育とは、単に知識を与える場ではなく、子どもたちの無限の可能性を引き出し、大きく広げることができる場でなければならないと考えております。その学びの場は、学校や家庭にとどまらず、地域社会全体が一体となって子どもたちの成長を支えていく必要があります。子どもたちが互いに学び合い、失敗を恐れず試行錯誤できる環境をさらに整えていくとともに、実社会をフィールドとして、学びを実践に活かす機会を提供してまいります。また、グローバル教育やキャリア教育などを推進するとともに、多様な学びの選択肢を広げ、子どもたちが自らの興味や関心を追及し、自分らしく成長することのできる環境をつくってまいります。
入間市教育委員会の掲げる「学び合い学習の推進」、「郷土愛の醸成」、「新しい学び舎の実現」などの教育改革が実現できるようバックアップしながら、「こどもまんなか社会」の視点に立ち、すべての子どもが健やかに成長できる入間市を目指してまいります。
■おわりに
これら「未来志向」の取組により、「心豊かでいられる、『未来の原風景』を創造し伝承する。」というパーパスに基づき、100年後の未来を見据えながら、心豊かで幸せなまちづくり、未来共創のまちづくりを市民の皆さまと一緒になって進めていきたいと考えております。
入間市の未来を創るには、市民一人ひとりの情熱と行動が不可欠です。
「誰かが創るまち」ではなく、「私たちの手で創る、真のまちづくり」の道を市民の皆さまと共に歩んでいきたいと考えております。市民の皆さまが、ずっと住み続けたいと思い、誇りに思うことのできる入間市を実現するため、皆さまの声を大切に、共に考え、共に行動していく市政を創り上げてまいります。
これまでの4年間、入間市の未来に花を咲かせることができるよう、鍬を入れて土を耕し、たくさんの種をまき、ようやく芽が出てきたところです。これからの4年間は、その芽を大切に育むため、水をやり、肥料をまきながら広く深く根を張らし、太陽に向かって真っすぐに大きく成長させ、さらには新しい種もまき、その芽も出るように努力し、将来にわたり力強く美しい花を咲かせることができるよう努めてまいります。
入間市の未来に責任ある市政の代表者として、全身全霊をかけて誠実に邁進してまいりますので、市民の皆さまには、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
問い合わせ:秘書課、企画課