くらし 仲間づくりはここから。全国の自治体広報担当者300人が北本市に集結

~イベントレポート 第62回全国広報広聴研究大会~
自治体広報担当者が集い、学び合う全国広報広聴研究大会。
第62回大会「仲間づくりは、ここから。~広報について本気(マジ)で語り合う1日in埼玉・北本」を開催しました。

■北本市で自治体広報担当者の居場所づくりを
6月6日、文化センターで第62回全国広報広聴研究大会が開催されました(共催…日本広報協会・埼玉県・北本市)。この大会は、全国広報コンクールの表彰式や講演・事例発表等が行われ、自治体広報担当者の学び合いの場になっています。
北本市は、令和4年・5年に内閣総理大臣賞を2年連続で受賞し、大会で取組みのノウハウを共有してきたことから、日本広報協会より「北本市で自治体広報担当者の居場所づくりをしませんか」とお声がけいただき、16年ぶりの埼玉県内開催・北本市での初開催が実現しました。

■全員で広報について考えるパネルディスカッション
今大会では、全員参加型のパネルディスカッション「激論!自治体広報~あなたはどっち派?~」を実施。本市職員含む自治体広報担当経験者8人が「やっぱり広報紙VSこれからはWeb中心」等のテーマで激論。参加者はスマートフォンでどちらを支持するか投票し、コメントすると壇上に投影。登壇者は「Webは住民が知りたいことに応えられる」「財政状況など、知りたいことだけでなく『知ってもらう必要がある』情報を直接届ける広報紙が大切」と議論が白熱。会場からはWebの優位性や広報紙への想いを語るコメントが集まり、参加者には「同じ目線で広報を語れて嬉しい」と大好評でした。
翌日は、広報きたもとに登場した市民の皆さんの座談会を含むまちめぐりツアーを開催。取材を通じた自身の変化を語る登壇者の言葉に、参加者たちが涙ぐむ場面も。最後はand green marketで北本市民の皆さんと触れ合い、広報を通じた行政と市民との関係づくりを全国の広報担当者と共有する一日となりました。

■北本市が市民、そして全国の広報担当者の居場所になった大会
〔日本広報協会 藤本勝也〕
市役所芝生広場で開催する「and green market」では、家や学校・職場でない、新たな居場所を見つけた方もおられると聞いています。大会を北本市で開催したいと思ったのも、「北本市なら広報担当者の居場所になる」と確信したから。結果、参加者は300人を超え、ここ十数年で最も多い数を記録しました。大会翌日に「and green market」が開催され、全国の広報担当者と共有することが叶いました。北本市は、市民だけでなく、全国の広報担当者の居場所になる魅力あるまちだと、市民の皆さんも自慢してもらいたいと思います。