- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県北本市
- 広報紙名 : 広報きたもと 令和7年11月号
■〔project 3〕保護猫・TNRの相談窓口・譲渡会場を設置して不幸な猫ちゃんを減らしたい!
~保護猫お見合いサロン開設プロジェクト~
『人と猫の間に生まれる「困りごと」をなくしたい』
提案者:猫の愛護団体 しっぽのしらべ 小島(おじま)順子さん
目標金額:200万円
寄附の主な使い道:施設の設計・改装、チラシのデザイン
プロジェクトの詳細は本紙の二次元コードから ※11月3日公開
私たち「しっぽのしらべ」は、彩の国動物愛護推進員、埼玉県動物指導センターの登録団体として、猫の保護や里親探しの譲渡活動、TNR(※)などの地域猫・保護猫活動を行うボランティア団体です。
放置された野良猫が過剰に繁殖すると、衛生環境の悪化や、地域住民とのトラブルを招くこともあります。そのような課題を解決するため、日々活動を行っています。
私たちは現在、各会員の自宅で保護猫約52匹の預かりを行いつつ、様々な会場をお借りして譲渡会を実施しているのですが、猫にかかるストレスを減らし、今後活動を広げていくためには、やはり拠点となる場所が必要です。
そこで、私たちは今回TNR相談窓口や保護猫の譲渡会を行う拠点施設の設置を目指します。市内の倉庫を改装して私たち「しっぽのしらべ」の拠点とし、保護猫の譲渡会を月に数回のペースで定期実施できるようにするほか、地域の猫について気軽に相談できる総合的な相談窓口を開設します。
このプロジェクトを通して、まちの地域猫活動を促進し、トラブルの防止や将来的な猫殺処分数ゼロにつなげていきたいと考えています。
皆さんからのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
TNR…野良猫を減らすために、捕まえて(Trap)、不妊・去勢手術を行い(Neuter)、元居た場所に戻す(Return)活動
■〔project 4〕北本モーニングエール!
~走れ!こども食堂キッチンカー制作プロジェクト~
『“おせっかい”でまちじゅうに朝ごはんを届けに行きたい』
提案者:子どもと親の居場所ひなとま食堂 代表 田中沙友里さん
目標金額:330万円
寄附の主な使い道:キッチンカー調達、食品容器などの購入
プロジェクトの詳細は本紙の二次元コードから ※11月3日公開
「ひなとま食堂」は、第1~3金曜日の15時~19時に市内のヘイワールド!!(深井6-87)3階で開催している子ども食堂です。毎週100人以上の子どもや保護者に温かい食事を提供し、子どもたちの健やかな成長をサポートしています。また、この食堂自体が地域の大人たちと気軽に関わることのできる居場所としての役割も担っています。
今回、私たちは朝ごはんを食べることが難しい子どもたちや、市内の子ども食堂がないエリアを支援するために、キッチンカーを使った移動式の子ども食堂を運営するプロジェクトに挑戦します。
各地の協力者からスペースをお借りし、地域の皆さんと連携しながら毎週異なる場所で子ども食堂を開催することで、これまで支援の手が届いていなかった子どもや保護者の皆さんに温かい食事を届け、地域とのつながりを作っていきたいです。
食事は心の安定につながる大事な土台です。朝ごはんを食べることで、学習意欲の向上も見込まれます。「子どもが安心して家庭の味を食べられる場所、気軽に相談して愚痴をこぼせる場所、子どものために動いてくれる地域のおせっかいな人がいる場所」として、市内の子どもたちのために、もっと活動を広げたいと思っています。
皆さんからの応援をどうぞよろしくお願いいたします。
・田中さんのこだわりは食事の事前申込みを不要にしていること。気軽に来られる「ひなとま食堂」にはたくさんの子どもや保護者が遊びや宿題、食事など様々な目的で訪れる。
