- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県幸手市
- 広報紙名 : 広報さって 2025年(令和7年)7月号
~「時間のゆとり」と「心のゆとり」を大切に~
■運動の重点
1.自転車乗車時のヘルメット着用促進と交通ルールの遵守
2.こどもと高齢者の交通事故防止
3.飲酒運転の根絶
夏は日が長くなり、涼しい早朝や夜間の外出が増えます。こどもは夏休みになり自転車に乗る機会が増加します。また、夏の解放感から車や自転車の運転中の不注意も心配されるところです。
運転中は、信号や周囲の安全確認を忘れずに、見通しの悪い場所では、「左右の確認」と「かもしれない運転」を心がけて、一人ひとりが交通事故に遭わないよう、充分に気を付けましょう。
期間:7月15日(火)から7月24日(木)までの10日間
◇自転車乗車時のヘルメット着用促進と交通ルールの遵守
1.令和5年4月1日から、自転車乗車時のヘルメット着用が全年齢で努力義務化されました。
自転車に乗る時は幼児、児童はもちろん、大人もヘルメットを着用しましょう。
2.自転車は軽車両です。「車道が原則」、「左側を通行」しましょう。
歩道を通行する際は、歩行者優先を徹底し、徐行しましょう。
3.交差点では、信号と一時停止を守って安全確認を必ず行いましょう。
4.横断歩道を横断の際、歩行者の通行を妨げるおそれがある場合は、自転車を降り、押して渡りましょう。
5.無灯火運転や並進運転、傘差し運転、携帯電話やイヤホンなどの使用、飲酒運転は絶対にやめましょう。
6.自転車を駐輪するときは、駐輪場などの適切な場所に駐輪しましょう。
7.自転車事故被害者の救済のためにも、自転車損害保険などに加入しましょう。
◇こどもと高齢者の交通事故防止
1.家庭から「もしかして、とまる、みる、まつ、たしかめる」を合言葉にこどもに安全教育を行い、交通ルールやマナーを守る態度を身に付けさせましょう。
2.横断歩道を横断するときは、自らの安全を守るため手を上げるなどハンドサインを活用し、横断する意思表示を車両運転者に示すよう教えましょう。
3.道路を横断するときや、交差点を通行するときは、自分の目でしっかり安全を確認しましょう。また、道路を横断するときは、駐停車している車両の直前、直後の横断や斜め横断はやめましょう。
4.外出するときは、反射材を身に付け、明るく目立つ色の衣服を着用しましょう。
5.加齢に伴う身体機能や認知機能の変化などにより、自動車の運転に不安を感じたときは、サポートカー限定免許への切り替えや、運転免許証の自主返納を検討しましょう。
◇飲酒運転の根絶
1.飲酒運転は悪質な犯罪です。「しない、させない、ゆるさない」を合言葉にして、絶対にやめましょう。
■幸手警察署管内における交通事故発生の特徴
幸手市内では「出合い頭」と「追突」の事故が多い傾向にあり、発生時間帯は6:00~8:00の通勤通学時間帯、16:00~18:00の薄暮時間帯に多く発生しています。(事故分析期間/令和7年1月1日~5月28日)
また、幸手管内では5月中、交差点において車とバイクの交通事故によりバイクの運転手が死亡する交通死亡事故が2件発生しています。
運転中は「交差点での安全確認の徹底」、「車間距離を取り、ゆとりを持った運転を心掛ける」、「スマートフォンなどのながら運転をしない」などを守り、交通事故防止に努めましょう。
問合せ:
・幸手警察署【電話】42-0110
・くらし防災課【電話】43-1111内線588