くらし 「くらしの110番」トラブル情報

~蛍光灯からLEDへ交換を迫る業者と製品の事故に注意!~

■事例
今年中に蛍光灯が使えなくなるのでLED照明に交換した方がいいという電話があった。
本当に蛍光灯が使えなくなってしまうのか教えてほしい。

水銀が使用されている蛍光灯は、令和9年末までに製造及び輸出入が段階的に廃止されます。
このことを背景に消費者の不安をあおり、「LED照明への切替えを迫られた」といった相談が寄せられています。
既存の蛍光灯は令和10年以降も使用することができます。とはいえ、蛍光灯の流通はいずれなくなりますので、今お使いの蛍光灯は計画的にLED照明に切替えるようにしましょう。
なお、ご自身でLED照明を取付けようとする際は、購入したものがご自宅の電源プラグと合わなかったり、取付け方法を誤って感電や発火などの事故を招くおそれがありますので、予め専門家のアドバイスを聞くなど、安全確認をしてから実施するようにしましょう。

◇消費者へのアドバイス
・蛍光灯の製造などの廃止を理由に、電話や訪問でLED交換や無料点検を持ちかけられても、安易に応じない。
・点検を受けてもその場で契約はせず、十分に比較・検討する。
・LED照明の交換はご自身でできるものと専門業者による工事が必要なものがある。
・LED照明への交換について不明なことがあれば家電量販店や電気工事店など、専門業者に問合せをする。
(事前に照明器具全体や型式の分かる写真を撮っておくと問合せがスムーズに進みます)

困ったときは、幸手市消費生活センター【電話】43-1111内線192
または消費者ホットライン 局番なしの「【電話】188」(いやや)まで