くらし 絵本つるがしま物語 The story of Tsurugashima(1)
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- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県鶴ヶ島市
- 広報紙名 : 広報つるがしま 令和7年3月号
◆『鶴ヶ島には何もない』本当にそうなのかな?本当に『何もない』の?
「鶴ヶ島のことを知りたい!」
こう思ったぼくはたくさんの人に話を聞いた
たくさんこの町を歩いてたくさん本を読んだ
そして見つけた物語
今も 昔も この先も…
〇いつの時代もこの場所で人々が懸命に生きていたこと
君にも教えてあげたくてぼくは絵本を作ったの
もし良かったら読んでくれないかな
作者 伊藤有沙(いとうありさ)さん(鶴ヶ島市出身)
▼『つるがしま物語』ってなに??
「つるがしま物語」は、鶴ヶ島の10万年の歴史を遡って、この地に紡がれてきた人々の暮らしや想い、文化や歴史などを都市の変遷や社会的変化とともに可視化したものです。この作品は鶴ヶ島市出身の伊藤有沙さんが武蔵野美術大学の卒業制作として作られたもので、同大学卒業作品展の優秀賞を受賞しました。令和6年2月に市役所1階ロビーで展示し、その後大勢の人に見てほしいと、「はんしん地域活性化助成金(飯能信用金庫)」を活用し、鶴ヶ島ロータリークラブが製本し、市に寄贈されました。
〇絵本
旧石器時代から未来までを時代ごとに分け、10冊の絵本にまとめたもので、何歳でも楽しむことができる内容となっています。
「旧石器時代」の絵本では、狩りの道具を砕いて作る人が登場したり、「戦時中」では出征する若い男性が、遠くの戦地へ向かう光景が描かれたりしています。未来を展望する「これから……」では「この地域が紡いできた歴史は唯一無二で『つるがしま』はここにしかない特別なもの」とつづられています。
〇資料集
絵本の背景にある史実など、より深掘りした内容となっています。
「第1章鶴ヶ島とは」では、多くの方の鶴ヶ島の印象のコメントとともに鶴ヶ島の紹介が掲載されています。「第2章鶴ヶ島の歴史」では、時代ごとの文化財や史実が、そして「第3章鶴ヶ島の今後」では、鶴ヶ島市に関係する様々な人のインタビュー記事が掲載されています。
◇「つるがしま物語」はここで読むことができます!
「つるがしま物語」は下記の場所で閲覧することができます。ぜひ手にとってご覧ください。
・市役所1階ロビー
・女性センター
・若葉駅前出張所
・中央図書館
・市内各図書館分室
・東武鉄道各駅(鶴ヶ島駅・若葉駅・一本松駅)
・飯能信用金庫(鶴ヶ島支店・鶴ヶ島西支店)
こちらのサイトから閲覧することもできます(本誌3ページにQRコードを掲載しています)
問合先:政策推進課政策担当