くらし 自主防災組織を結成しませんか

▽自主防災組織とは
自主防災組織とは、「自分たちの地域は自分たちで守る」という意識を持ち、自主的に防災・減災活動に取り組む地域組織です。日ごろは、防災備蓄物資の整備や情報収集・連絡体制などの組織の整備を行うとともに、災害を想定した地域防災訓練や救命講習の実施、広報紙を発行するなど、あらゆる機会を通じて会員の防災知識を深める活動を行っています。そして、災害が発生したときには、初期消火や救出救護、避難誘導、情報の収集・伝達など具体的な防災活動を行います。

▽なぜ自主防災組織が必要か
大規模な災害が発生した場合、救助などの要請が殺到することが予想され、市や消防などの防災関係機関の対応が行き渡らない可能性があります。阪神・淡路大震災では、家屋などの倒壊による、生き埋めや閉じ込められた際の救助について、自力で脱出できなかった人のうち、約8割が家族や隣人によって救助されたとのデータもあります。
いざというとき、地域の被害を最小限に抑えるために、地域が結束して普段から地域のために救出救護や避難所運営などの防災・減災活動を行うことが極めて重要です。

▽ご相談ください
市では自主防災組織の設立を検討されている自治会向けに講座の開催や相談を受け付けています。自主防災組織を設立したいけど何をしたらよいかわからないなど、お悩みがありましたらお気軽にご相談ください。

▽補助金を交付します
市では自主防災組織を設立した場合、その活動に必要な防災資機材などの整備に対し、1回に限り補助金を交付しています。
補助額:基準額と加算額を足した額を限度として、対象経費の3分の2以内の額を補助
基準額:5万円
加算額:150世帯から1世帯増えるごとに100円を加算

詳細はこちら(本誌16ページにQRコードを掲載しています)

問合先:危機管理課防災危機管理担当