くらし 令和8年4月1日(水)から共同消防指令センターの運用が始まります
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- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県吉川市
- 広報紙名 : 広報よしかわ 2025年11月号 No.838
本市を含む埼玉県東南部地域の5消防本部(局)は令和8年4月1日(水)から、消防指令業務の共同運用を開始します。
■情報を集約し連携・協力を強化
5消防本部(局)は現在、それぞれの消防指令センターで119番通報を受けて災害発生場所を把握し、消防車や救急車の出動を指示しています。こうした消防指令業務を1カ所に集約します。情報の一括管理と指揮命令などの統一により、近年の激甚化、大規模化する災害、隣接する地域の災害にも、迅速に連携して対応する広域的な応援体制を構築します。
令和8年4月1日(水)の共同運用開始に向け、令和8年1月末から順次、各消防本部(局)の119番回線を共同消防指令センターに切り替え、仮運用を開始する予定です。
■共同消防指令センター構成消防本部(局)
●越谷市消防局(越谷市)
●三郷市消防本部(三郷市)
●吉川松伏消防組合消防本部(吉川市・松伏町)
●春日部市消防本部(春日部市)
●草加八潮消防局(草加市・八潮市)
■共同消防指令センターQandA
Q:119番通報を受信する区域が広がりますが、場所の特定はすぐにできますか?
A:消防指令システムの検索機能により、瞬時に通報場所が特定できます。間違いをなくすため、市町名から住所を確認する場合もあります。
Q:消防車や救急車はどこから出動しますか?
A:これまでどおり、各市町を管轄する消防署から出動します。
■119番通報の方法
これまでと変わりません!
1 局番なしの119を押す(携帯電話・スマートフォンは発信ボタンを押す)
2 119番通報の話し方
(1)火事ですか…救急ですか…
「火事です。」、「救急です。」
(2)住所と近くの目標(大きな建物、店、橋など)
「住所は、○○市○○丁目○○番○○号です。」
(3)火事または救急の状況
「○○が燃えています。」、「○○さんが○○をケガしました。」
(4)自分の名前
「私の名前は、○○○○○○です。」
《緊急時通報システムおよびFAX119・NET119システムをご利用の皆さまへ》
通報の方法およびお問い合わせ先に変更はありません。また、消防指令業務の共同運用にあたり、改めて行っていただく手続きはありません。引き続き、これまで同様にご利用ください。
■「Live119」の運用が始まります 令和8年4月1日(水)~
Live119とは、通報者と指令センターで映像の送受信を行うことで、傷病者の状態や災害現場の詳しい状況を把握できるシステムです。
音声による119番通報に加え、映像によるコミュニケーションにより、迅速・的確な消防活動や、安心して応急手当を行うことができるようになります。
スマートフォンからの通報で、指令センターが必要と判断した時に通報者への映像送信の協力を依頼します。
※災害現場の映像を撮影することが、SNSなどへの投稿と誤解される場合があります。そのような場合には、消防に映像で通報していることを、周囲の人にはっきりと伝えてください。
撮影している映像が、指令センターへ伝送されます
◇Live119「映像通報システム」紹介動画
YouTube(システム整備事業者提供)
※QRコードは、本紙P.3をご覧ください。
問合せ:吉川松伏消防組合吉川消防署指令室
【電話】982・3931
※詳細は、本紙P.2~3をご覧ください。
