くらし 【市庁舎火災関連情報】火災原因の調査結果について

臨時窓口や仮設庁舎など、市庁舎火災に関する情報をお伝えします。

5月6日(火)に発生した市庁舎火災の原因について調査結果がまとまりましたので、概要をご報告するとともに、再発防止策及び今後の取り組みについてお知らせします。

▽火災の概要
発生日時:5月6日(火)午後11時16分頃
発生場所:1階税務課 納税コールセンター付近
焼損範囲:1階税務課、会計課、市民課各執務室(床面積約800平方メートル)

▽火災原因
税務課納税コールセンター事務机脇の床コンセントに接続されていた可動式プラグの接触不良から、接触部の電気抵抗が増加して発熱。この発熱により、可動式プラグの樹脂部分から発火した。
可動式プラグの樹脂部分から発火した炎が、付近でゴミ箱として使用していた段ボール箱に延焼した後、事務机下の電気配線、周囲の収容物及び書類などに延焼、火災が拡大した。

▽延焼が急速に拡大した原因の推定
納税コールセンター事務机下で発火した炎により机の天板の温度が上昇し、机上に置かれていたリチウムイオン電池が燃焼したことで、延焼が急激に拡大した可能性が高い(防犯カメラ映像に基づく推定。職員に対するヒアリングでは、リチウムイオン電池などが机上に置かれていた事実は確認できなかった。)。

▽再発防止対策
(1)電気プラグ、コンセントの適正使用の徹底
(2)電気設備の定期点検と劣化部品の早期交換
(3)事務室内の可燃物削減と整理整頓の徹底
(4)延焼抑制のための防炎対策
(5)職員向け火災予防教育と訓練の実施

▽今後の取り組み
(1)スマートオフィス※の推進
(2)有識者によるオフィスレイアウトの検証
(3)定期的な防火研修の開催
※IT技術を活用し、ペーパーレス化やリモートワークなどの業務効率化や生産性向上を目指すオフィス形態

今後の取り組みなどの詳細は、次月以降の広報しらおかでお知らせします。

問合せ:企画政策課
【電話】0480-31-8891