くらし みんなでつくる毛呂山町の地域経済 ご存じですか?”漏れバケツ理論”

■漏れバケツ理論とは
バケツに水を注いでも、バケツに穴が開いていれば注いだ水はバケツからどんどん漏れて、水はなかなか溜まりません。町にお金が投入されても、地域内に留まらず外に流れ出ていれば、地域にお金が残らず、穴の開いたバケツに水を注ぐのと同じこと―これが“漏れバケツ理論”の概要です。

■町内でお金を循環させる
町から「お金が漏れていく」ことを考えるうえでポイントが2つあります。1つは、町に入ったお金のうち、どの程度の金額がすぐに町外に出て行ってしまったかということです。もう1つは、町に入ったお金が、町外に出ていく前にどれだけ町内で循環したかです。町内で何回もお金が使われれば、使われた分だけ町内の商店や事業所の収入になります。

■個人の生活に置き換えてみると
給料(=町に入ってきたお金)のうち10,000円で日用品の買い物をするとします。
その80%が町内で使い続けられる場合と、20%が町内で使い続けられる場合、町で使われるお金は次のとおりです。

少し極端な例ですが、スタート時点では同じ10,000円でも、町に入ってきたお金が高い割合で町に留まると、より多くの金額が町内を循環し、町の地域経済を潤すことが分かります。金額がもっと大きければ、より大きな効果が生まれることになります。町に入ってきたお金が循環し、より多くの人に行き渡ることで、元々の金額以上の経済効果が生まれます。

■私たちにできること
町内でお金を使うことは、町の地域経済活性化に大きな影響があります。毛呂山町には魅力的なお店がたくさんあります。町内で毎日の買い物をする。このことを私たち一人ひとりが心がけることで、町の経済活性化につなげることができます。町でも、皆さんとともに地域活性化に向けて取組を進めていきます。

問合せ:役場企画財政課財政係
【電話】295-2112内線324