- 発行日 :
- 自治体名 : 埼玉県小川町
- 広報紙名 : 広報おがわ 令和7年7月号
令和7年4月30日(水)小川町下水道事業審議会へ諮問しておりました「下水道使用料及び農業集落排水施設使用料の改定について」の答申書が町長へ提出されました。
小川町下水道事業は、人口減少等に伴うサービス需要の減少や、下水道処理施設の老朽化に伴う更新費用の増加が見込まれるなど、収支を維持する上で必要となる経営改革が課題となっています。こうした下水道事業の課題を解決するため、審議会において安定した下水道事業の健全な事業運営のための使用料改定の必要性や改定率、改定時期などについて審議しました。
この答申を受け、使用料改定に取り組むとともに、公共下水道への接続率向上などによる収入確保や経費の縮減などの事業の一層の効率的な運営により、経営の安定化に努めてまいります。
答申書の概要:
(1)安全で快適な下水道サービスを持続的かつ安定的に提供し、事業の円滑な運営と健全な経営を実現していくためには、公共下水道事業、農業集落排水事業ともに約25%の使用料改定が妥当である。
(2)農業集落排水は現在、世帯人員等に応じた「人数割」により使用料を計算しているが、農業集落排水施設使用料をより公平性の高い「従量制」を採用している公共下水道事業と同様の使用料体系へと移行した後、基本使用料単価と超過使用料単価を一律で改定することが適当である。
(3)使用者への周知期間や市野川流域下水道維持管理負担金の改定時期等を考慮し、使用料の改定は令和8年4月1日に行うことが適当である。
問合せ:上下水道課下水道担当
【電話】内線361