くらし 町長への提言

2月12日に寄居町民ホールで「寄居ふるさと探究学シンポジウム」が開催され、3校の代表グループが町長へ提言を行いました。

■寄居中『すべての地区にAED設置を』
▽提言内容
テーマ:生命・医療
寄居中学校区のAEDが設置されている場所を調べ、AEDマップを作成しました。金尾・風布地区には、AEDが設置されていません。
・すべての地区にAEDの設置
・町民が参加できる救命講習会の開催

▽生命・医療ゼミ 神田妃那さん(2年)
◎AEDマップを役場に掲示してほしい
消防士の方から心肺蘇生法やAEDの使い方を学びました。みんなが知っておくべきだと思い、救急処置法マスター動画も作成しました。いざという時、みんなで助け合える優しい町を創りたいです。

▽町長からの一言
躊躇(ちゅうちょ)なく救命できる人を増やしたい

■男衾中『日本水(やまとみず)を商品化して町のPRを』
▽提言内容
テーマ:寄居町の特産品
町の魅力的な観光地でもアクセスが悪いところがあります。日本水は有害物質を含まない優れた水質です。
・道路整備や公共交通機関の導入でアクセスを向上
・「日本水」をブランド化し、町の特産品として販売

▽特産物ゼミ 村本実優さん(3年)
◎魅力あふれる寄居町を多くの人に知ってもらいたい
寄居町はみかんや日本水、美しい風景が見られる円良田湖や中間平など、多くの魅力にあふれています。多くの方に町の魅力を知ってもらい、足を運んでもらえるようにしたいです。

▽町長からの一言
柔軟な発想による観光PRをしたい

■城南中『「育児サポートママ・パパ応援カフェ」の設置を』
▽提言内容
テーマ:子育て世代の現状
子育て世代の現状を知るため、アンケートを実施しました。その結果から、寄居駅南口の商業施設跡地を活用し、子どもを見守りながら親がリラックスして過ごせる場の提供が必要と考えました。
・子ども用の遊具や絵本、授乳室、おむつ替えスペースなどを設置
・幅広い年齢の子どもに対応したバリアフリー設計
・育児に関する相談会や講座の開催
・親同士の交流会などコミュニティの創出

▽施設ゼミ 木島悠貴さん(3年)
◎少子化に特効薬なし これからの私たちの手にかかっています
町を調べる中で、寄居町は少子化が深刻化していることを知りました。提言した施設が実現して「子育てしやすい町」としての第一歩になるとうれしいです。

▽町長からの一言
アンケートに基づく提言で説得力がある

■一人一人が未来の担い手
生徒たちの着眼点は、固定観念にとらわれない柔軟な発想で豊かなものです。学年や部活動、教科を超えた横断的な学習をすることで、生徒たちの成長は著しいものとなりました。
この学習を通して、生徒たちは町の魅力や課題に向き合い、自ら考え行動する中で「こんな町を創りたい」「こういう町に住みたい」という一つのテーマの結論を導き出し、町長へ提言しました。
今回のさまざまな体験や学びの中で、町の豊かな自然や食文化、伝統産業、歴史・文化といった地域資源の数々に触れ、自分の生まれ育った町を深く理解し、故郷に愛着を持つ機会になったことと思います。
生徒たちの提言は、町の課題解決への新たな可能性を開くとともに、町全体の発展に向けた原動力となります。
町では「寄居ふるさと探究学」を通して、一人一人が未来の担い手となる人材を育成していきます。

問合せ:教育指導課
【電話】581-2121(内線521)