健康 よりい健康体操サポーターが語る!体操のススメ

■〔Interview〕
体操会に参加していただくことで人間関係ができて、仲間意識を持つことも健康に良いと思いますよ
全国ラジオ体操連盟公認2級ラジオ体操指導士・よりい健康体操サポーター 坂本喜久男さん(赤浜)

男衾コミュニティセンターで隔週行われている体操会。講師を務める坂本さんの合図で参加者が輪になり、ふるさと健康体操の自主活動がスタートします。
坂本さんは、2級ラジオ体操指導士の資格を持ち、町内さまざまな地区で体操会の指導に関わっています。
「赤浜地区の体操会を立ち上げることからスタートしました。回覧板を見たり、口コミで広まったりと参加者はどんどん増えていきました。それから、町の事業の一環として男衾コミュニティセンターで自主活動を実施することとなり、よりい健康体操サポーターとして当初から携わりました」
町の広報誌や友人からの紹介などによって、男衾の体操会には約20人が参加。「ラジオ体操第一」や「ふるさと健康体操」「みんなの体操」など、音楽に合わせ体操を行います。実際に体操をしてみると静かな動きながら、徐々に身体が温まっていくのが分かります。
「自分自身も健康には特に気を付けていますが、参加者へは『歩くこと』『体操すること』『筋肉を付けること』が大事と伝えています。こういった体操会に参加していただくことで人間関係ができて、仲間意識を持つことも健康に良いと思いますよ」
自身の健康の秘訣(ひけつ)については「皆さんと一緒に楽しく身体を動かすこと、皆さんの前に立って、指導させてもらっていることが健康の秘訣かもしれません。体操のポイントを一つ一つ指導していくことで、皆さん上手になっていきます。そういったことがやりがいになっています」とほほ笑みます。

▽よりい健康体操サポーターとは?
各地区の自主活動で「ふるさと健康体操」や「ラジオ体操」「みんなの体操」等を実施し、町の健康づくりの担い手として活躍。

■気軽にラジオ体操を始めてみましょう!
健康づくり課長 木元佑輔

町内では、よりい健康体操サポーターの方を中心に体操の自主活動が盛んです。会場では、音楽に合わせた健康体操のほか、筋力トレーニングやストレッチ、リズム体操等を実施しています。
ラジオ体操を3年以上、週5日以上実施している方々を対象とした、全国規模の調査、研究によると、体内年齢や血管年齢、骨密度など、健康状態を示す数値が良好であることが明らかになっています。ラジオ体操を実践している方々が、より健康であることが科学的にも裏付けられているのです。
今こそ、手軽に「いつでも、どこでも、だれでも」できるラジオ体操で健康づくりを始めてみましょう。

■表紙の人
奥直先生(立原)

とびきり元気な方がいると聞いてやってきたのは城南中学校。人一倍大きな声でソフトボール部を指導する奥先生。先生は現在部活動の監督を務め、城南中ソフトボール部を県大会優勝へ導いた実績を持ちます。健康の秘訣について先生はこのように話します。
「子どもたちと一緒に毎日活動すること、それから地域の仕事に関わって自分のやりがいを見つけることですね。身体を動かすことももちろん大切。時間があるときは走って鉢形城公園まで行き、運動を30分ぐらいやっていますよ」
生徒の皆さんは「部活動の監督や運動を続けることはすごいことだと思います。先生にはいつまでも若々しくいてほしいです」と笑顔で話してくれました。