くらし 秋の火災予防運動

11月9日から15日は秋の火災予防運動期間です。
この時季は空気が乾燥し、火災が起こりやすくなるので、火の取り扱いには十分注意しましょう。
火災の脅威から命と財産を守るため、しっかりとした予防と対策を心がけましょう。

◆全国統一防火標語
急ぐ日も 足止め火を止め 準備よし

■市内の火災発生状況(6月時点)
今年、市内では141件の火災が発生し、4人が亡くなっています。一番多い出火原因の放火(疑い含む)は、昨年の6月時点より3件多い24件です。〔下記〕ポイントに注意して、放火されにくい環境をつくりしましょう。

◇2025年出火原因ワースト5
1.放火(疑い含む) 24件
2.たばこ 19件
3.配線関係 19件
4.電気機器 17件
5.たき火 10件

■住宅防火 いのちを守る10のポイント
◇4つの習慣
・寝たばこは絶対にしない、させない
・コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く
・ストーブの周りに燃えやすいものは置かない
・コンロを使う時は、火のそばを離れない

◇6つの対策
・火災の発生を防ぐために、ストーブやコンロなどは、安全装置の付いた機器を使用する
・火災を早期発見するために、住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する
・火災の拡大を防ぐために、部屋を整理整頓し、寝具や衣類、カーテンを防炎品にする
・火災を小さいうちに消すために、消火器などを設置し、使い方を確認しておく
・お年寄りや体の不自由な人は、避難経路と避難方法を常に確保する
・防火防災訓練への参加、戸別訪問などにより、地域ぐるみの防火対策を行う

■放火を防ぐ7のポイント
・家の周りに燃えやすいものを置かない
・ごみは指定された日時・場所に出す
・物置や車庫には鍵をかける
・オートバイや自転車のカバーに防火品を使う
・外灯やセンサーライトなどで家の周りを明るくする
・いざという時に備え消火器や消火バケツを用意する
・防犯パトロールなどに積極的に参加し、放火されない環境づくりに協力する

■設置しよう!感震ブレーカー
地震による火災の多くは電気関係からの出火が原因とされています。
いざという時に備えて、地震を感知すると自動的にブレーカーを落とし、電気を遮断する感震ブレーカーを設置しましょう。

◇地震発生直後の火災
地震発生時の電気火災例…重い物が倒れて、壊れた電気製品から発火

◇通電火災
地震による電気火災例…電源コードの被覆が破れて短絡(ショート)により発火
復電時の電気火災例…復電後、電気製品に落下した可燃物から発火


*金額は工事費用を含みます。

問い合わせ:消防局予防課
【電話】202-1613【FAX】202-1669