- 発行日 :
- 自治体名 : 千葉県佐倉市
- 広報紙名 : こうほう佐倉 2025年2月15日号(1447号)
■若い世代の投票率向上のために
若い頃から政治参加に関心を持ってもらうために、主権者教育が重要です。
『選挙を身近なものとして捉えてもらう』ことをテーマに市ではさまざまな啓発を行っています。小学生から中学生、高校生と継続して選挙啓発の取り組みに触れることで、投票が可能な年齢となったときに「そうだ投票しよう」と思っていただけるように取り組んでいます。
▽出前講座、選挙物品の貸し出し(中学校生徒会選挙の支援)
青少年向け選挙啓発の一環として生徒会選挙の支援を行っています。生徒会選挙に、選挙で使用している投票箱や記載台を貸し出し、実際の選挙と同様の体験をしてもらうことで、近い将来の有権者としての政治教育、政治参加意識の向上を図ります。貸し出しを希望する場合は選挙管理委員会事務局へお問い合わせください。
▽佐倉市子供議会、高校生と議員の意見交換会
小中学生が、地方自治・地方行政の仕組みについて学習し、地域に対する関心を高めるため、本物の議場を使用して実施する「佐倉市子供議会」や、佐倉市議会が実施している「高校生と議員の意見交換会」など、児童・生徒の皆さんに、政治をより身近なものとして捉えていただけるように取り組んでいます。
▽選挙啓発ポスター、書道コンクール
これからの未来を担う児童・生徒が、ポスターや書道作品の製作を通して政治や選挙についての正しい知識を養い、選挙への関心を高めています。また、その作品を通して、有権者への啓発を図っています。
▽ボランティアを募集します
市では、「佐倉市明るい選挙推進協議会」が、選挙の街頭啓発活動を実施するほか、高校生が投票所でボランティアとして選挙事務を体験できる取り組みを行っています。このボランティアを通じて政治や選挙を身近に感じることができます。ぜひ、一緒に活動してみませんか?
問合せ:選挙管理委員会事務局
【電話】484-6179
■投票困難者の皆さんのために
高齢者や身体の不自由なかたなどがより投票しやすくなるように、市が行っているさまざまな取り組みを紹介します。
昨年10月に執行された衆議院議員総選挙から、市内に37か所ある選挙期日当日の投票所と市内に5か所ある期日前投票所に新たに「コミュニケーションボード」と「投票用紙記入補助具」を配備したほか、ホームページに「投票支援カード」を掲載しました。また、今回の千葉県知事選挙からは、投票所入場整理券に視覚障害者のかたにご利用いただくための「音声コード」を印字する予定です。
▽投票支援カード、コミュニケーションボード
投票にお手伝いが必要なかたのために、「投票支援カード」と「コミュニケーションボード」を用意しています。
投票支援カードには、「代筆してほしい」、「候補者名を読み上げてください」などの項目が記載されているので、お手伝いが必要な項目にチェックをして、投票所入場整理券と一緒に投票所の係員に渡してください。
また、コミュニケーションボードは、投票所の係員と円滑に意思疎通を行うための道具です。係員に伝えたい絵柄を指差しして示すことで、簡単に伝えることができます。
▽投票しやすい環境づくり
「自分で書いて投票したい」といった声に応え、より多くのかたに投票してもらうため、投票所には投票をサポートする用具を配置しています。
・虫眼鏡、老眼鏡、点字器、点字表記の氏名掲示、投票用紙記入補助具などを用意しています。
・車いす、車いす用スロープ、車いす用の記載台があります。
▽NEW 音声コードによる案内
今回の千葉県知事選挙から、専用のスマホアプリで投票所入場整理券の2次元コードを読み取るとテキストの表示と音声の読み上げがでるようになります。
また、2次元コードの付近に、切り欠きがあり、位置の目印になります。
▽佐倉市公式YouTube「さくら動画配信」でも、投票支援の取り組みを紹介しています!
「選挙へ行こう!~誰もが投票しやすく~」
※二次元コードは、本紙をご覧ください。
問合せ:選挙管理委員会事務局
【電話】484-6179