くらし かわら版

■防災意識の向上を目指して
◇防災教育
7月3日、8日、9日、10日の4日間にわたり、町内の3小1中学校において、防災教育を実施しました。
防災教育は町の将来を担う児童・生徒たちの防災意識の向上を目的として隔年で実施している事業です。
今回は、九十九里町の担当部隊である陸上自衛隊習志野駐屯地第1空挺団に協力いただき、小中学生に救助方法や災害時に役に立つロープワーク体験、輸送用自衛隊車両の搭乗体験を実施しました。
ほかにも、地震体験車による地震の揺れの模擬体験や、避難時に使う物についての説明、避難所体験のほか、自衛隊員が荷物の下敷きになったことを想定し、生徒たちが指示を出して救助し、担架に乗せゴールまで運ぶ救助ゲームを実施しました。
今回の防災教育を通して、町の将来を担う児童・生徒たちが災害時に必要な知識や備えについて学ぶことができ、防災意識の向上を図ることができました。

■JICA海外協力隊
◇町長表敬訪問
防災教育7月3日、8日、9日、10日の4日間にわたり、町内の3小1中学校において、防災教育を実施しました。防災教育は町の将来を担う児童・生徒たちの防災意識の向上を目的として隔年で実施している事業です。今回は、九十九里町の担当部隊である陸上自衛隊習志野駐屯地第1空挺団に協力いただき、小中学生に救助方法や災害時に役に立つロープワーク体験、輸送用自衛隊車両の搭乗体験を実施しました。7月7日、齊藤和美さん(町内在住)が町長を表敬訪問し、JICA海外協力隊としてラオスへ派遣されることを報告しました。
齊藤さんは、東京大学で習得した観光人類学の専門性を活かし、再整備されたカリキュラム・シラバスを基に現地教職員への教授法支援、省庁、自治体、法人、学生にも観光開発を指導することを目的に派遣されます。表敬訪問時には「千葉県が有する豊かな自然や風光明媚な風土をアピールしたい。」という意気込みを語ってくださいました。
ご活躍を期待しています。

■安全な通学のために
◇カーブミラー清掃
7月19日、子どもたちを交通事故から守ることを目的に、九十九里町青少年相談員連絡協議会主催のカーブミラー清掃が実施されました。
カーブミラー清掃は年2回の実施を計画しており、今年度の1回目は町内小学校全域の通学路を対象に清掃が行なわれ、計58カ所のカーブミラーが丁寧に磨き上げられました。
また、子どもたちが安全に通学できるよう、危険箇所などの確認も併せて行われました。次回は令和8年3月に実施予定です。

■楽しくみんなで勉強
◇町小中学生自習室開催
7月23日から25日の3日間、NPO法人コネクト99の主催により、夏休み期間中の児童・生徒の学習支援として、「九十九里町小中学生自習室」をつくも学遊館で開催しました。
短い期間ではありましたが多くの子どもたちが夏休みの宿題などを持ち寄り、和やかな空気の中で、友達やボランティアの方々と共に、宿題や自主学習に意欲的に取り組む姿が見られました。
みんな、連日の暑さに負けず最後まで集中して頑張りました!

■波に乗るって楽しい
◇サーフィンスクール・パラサーフィン体験会
7月26日、片貝中央海岸を会場に、日本サーフィン連盟(NSA)協力のもと「九十九里町サーフィンスクール」が開催されました。
穏やかな夏空の下、子どもたちは講師の指導のもと波乗りを楽しみました。初めは腹ばいでボードに乗って感覚をつかみ、終盤では上手に立ち上がり、笑顔で波乗りを成功させていました。
昨年度から継続して参加している子どもたちは慣れた様子で楽しそうに波に乗っていました。
教室終了後にはビーチクリーンを行い、海岸の環境美化を図りました。
また、同日、同会場ではNPO法人NOMARK-adapt主催の「パラサーフィン体験会」が行われました。
体験会では、東金高校からたくさんの生徒たちがボランティアとして参加しました。
体験会に参加した方々は、初めは緊張した面持ちでしたが、最後は笑顔でパラサーフィンを楽しんでいました。

■大迫力
◇「お寺で遊ぼう!」and「虫おくり」
7月26日、子ども会育成連絡協議会主催事業の「お寺で遊ぼう!」および田中地区伝統行事の「虫おくり」が開催され、町内の小学生とジュニアリーダースクラブが参加しました。毎年の恒例でもあるこの行事は、子どもたちが地域の文化・風習に親しむことができる貴重な機会となっています。
前半の「お寺で遊ぼう!」では、妙覚寺で鐘撞体験をし、鐘の音の響きを体感しました。
また、その後の「虫おくり」では、田中交遊俱楽部の指導のもと、たいまつ作りをしました。参加した子どもたちは真剣に取り組み、ロープとわらで各々立派なたいまつを作りました。
暗くなるまでの間はジュニアリーダーと一緒にレクリエーションを楽しみ、参加者同士で親睦を深め、新たな友達の輪を広げました。
陽が落ちた頃、手作りのたいまつに火を灯し、盛大に燃え上がるやぐらを見た参加者からは「大迫力だった!」、「また来年も参加したい!」など賞賛の声が上がり、とても素敵な思い出ができました。

■いつまでもお元気で
◇百寿の祝い
篠﨑房江さん(西野丘)が9月で100歳を迎えられます。
ご自宅にお伺いすると、軽い足取りで笑顔いっぱいに出迎えていただき、100歳とは思えない若々しい姿を見せてくれました。ラジオが好きで、聞きながら日課の草取りをしていると話してくれました。
また、好き嫌いなく食べることと、規則正しく生活することが長生きの秘訣だと話し、家族がとても優しくしてくれることが何よりの幸せと何度も語っていました。これからも、お元気にお過ごしください。