くらし あだち広報食堂

■Vol(ボリューム).5 夏こそ、たん「ぱく増し」
※区では、65歳以上の方を対象に、体重や筋力を維持し、高齢期を元気に過ごすために、普段の食事にたんぱく質を増して食べる「ぱく増し」(1食あたり20グラム以上)を推奨しています。

気温が高いと食欲が落ちたり、外出を控えたりして、体重や筋力が減少(低下)しがち。特に高齢者は、一度体重や筋力が落ちると元に戻しにくいため、夏こそ、たんぱく質を意識的に摂る「ぱく増し」を心がけましょう。今回は夏でも食べやすい「ぱく増し」レシピを紹介します。

◆(1)ドレッシングを使って簡単! ガパオライス
▽材料(1人分)
・ごはん…茶碗(わん)1杯
・鶏ひき肉…100グラム
・冷凍ミックスベジタブル…50グラム
・青じそドレッシング…大さじ2
・しょうが(チューブ)…少々
・ごま油…小さじ1
・卵…1個
[たんぱく質 29グラム]

▽作り方
1.フライパンにごま油をひいて卵を割り入れ、ふたをして約2分焼き、目玉焼きを作る
2.1を取り出して、しょうが、鶏ひき肉、冷凍ミックスベジタブルを炒め、全体に火が通ったら青じそドレッシングを加えてさらに炒める
3.器にごはんを盛って、2・1の順に盛り付ける

◆(2)早ゆでパスタで時短にも! ツナとしめじの和風パスタ
▽材料(1人分)
・パスタ(早ゆでのものがオススメ)…80グラム
・冷凍ブロッコリー…4個
・しめじ…小2分の1袋
・ツナ缶…1缶
・めんつゆ…大さじ2
[たんぱく質 29グラム]

▽作り方
1.パスタをゆでて、ゆであがり2分前になったら冷凍ブロッコリーとしめじを加える
2.ゆであがったら1の水気を切って皿に盛り、ツナをのせて、めんつゆをかける

◆今回のレシピのポイント
区管理栄養士 千ヶ崎(ちがさき)さん
(1)タイ料理「ガパオライス」の独特な味付けを、青じそドレッシングとしょうがで代用しており、暑い夏でも食べやすい一品です。
(2)パスタと野菜を一緒にゆでると洗い物も少なく、早ゆでパスタを使うことで時短になります。味付けはめんつゆだけなので、さっぱりと食べやすいです。お好みで大葉や大根おろしをのせてもおいしいです。

問い合わせ先:高齢者栄養施策推進担当
【電話】03-3880-5097