くらし 日本で唯一 下水道管の中に入れる 小平市ふれあい下水道館開館30周年
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- 発行日 :
- 自治体名 : 東京都小平市
- 広報紙名 : 市報こだいら 令和7年9月20日号
実際に入れる地下5階の下水道管(地下25m、内径4.5m)では下水の色やにおいを実際に体験できます。
小平市ふれあい下水道館は、平成7年(1995年)10月に開館し、今年で30周年を迎えます。当館は、水環境の大切さを学ぶための施設として開館し、本物の下水道管の中に誰でも自由に入る貴重な体験ができる、日本唯一の施設です。これまでに、60万人を超える多くの方にご来館いただいています。これからも、皆さんに楽しんでいただける展示や学習講座などを開催していきますので、ぜひお気軽にご来館ください。
■ふれあい下水道館利用案内
住所:上水本町1-25-31
開館時間:午前10時~午後4時
休館日:月曜日(休日・祝日の場合は、その直近の平日)、年末年始(12月27日~1月5日)
入館料:無料
アクセス:
・西武線鷹の台駅(徒歩7分)
・西武バス JR国分寺駅北口発武蔵野美術大学または小平営業所行き「旭ヶ丘住宅」(下車0分)
・駐車場あり(バス優先)
※詳細は本紙をご覧下さい。
■ふれあい下水道館ってどんな施設?
◇建物の外観
地上は2階までですが、地下は5階まである珍しい建物です。また、下水道管に入ることができるという点で、特殊なマンホールとしても活躍しています。
◇地下1階 講座室
顕微鏡を使って微生物の観察などをしています。また、インストラクターによる理科の課外授業などを行っています(講座は、市報こだいらなどでお知らせします)。
◇地下2階 展示室 1
都市の地下に隠された下水道の実態を、模型や映像を使い、分かりやすく説明しています。
◇こだいらパークコネクトグループ
4月から、ふれあい下水道館、市南西部地域の公園・体育施設の管理・運営は、指定管理者「こだいらパークコネクトグループ」が行っています。今後、さまざまな事業展開を予定しています。
載せきれなかった魅力やイベント情報など、詳しくは小平市ふれあい下水道館ホームページ(右図QRコード)からご覧になれます。
※二次元コードは本紙をご覧下さい。
そのほか、ふれあい下水道館では開館30周年を記念して10月から11月まで、30年間の歩みを振り返る展示会などを実施します。
■ふれあい下水道館とマンホールカード
◇東京ドロンパが描かれたマンホールカード
市内に練習グラウンドがあるFC東京のチームマスコット、東京ドロンパとふれあい下水道館の微生物キャラクター、ヒルガタワムちゃんが描かれたマンホールカードをふれあい下水道館で配布しています(右図参照)。
※詳細は本紙をご覧下さい。
■開館30周年記念講演
宇宙最強のいきもの!?クマムシの謎と生命のフシギ
100度のしゃく熱、マイナス270度の絶対零度、宇宙空間や大量の放射線など、あらゆる過酷な環境を耐え抜く、最強のミクロ生物、クマムシを知っていますか。
下水処理においても活躍してくれる、1mmにも満たない小さな微生物のクマムシですが、私たち人間では生きていけない世界においても生存し、仮死状態からよみがえるという驚異の生き物です。
クマムシの研究で世界をリードする兵庫県立大学教授の國枝武和さんとともに、クマムシがもつ謎、そして命の不思議に迫ります。
講演会参加者には、記念品をお渡しします。ぜひご参加ください。
日時:11月1日(土) 午前10時〜11時30分 9時30分開場
場所:ルネこだいらレセプションホール
※駐車場はありません。
定員:120人
申込み:9月20日(土)から10月30日(木)までに、申込みフォーム(右図QRコード)または問合せ先へ(電話可、先着順)
※二次元コードは本紙をご覧下さい。
問合せ:ふれあい下水道館
【電話】042-326-7411