- 発行日 :
- 自治体名 : 神奈川県横浜市港南区
- 広報紙名 : 広報よこはま港南区版 令和7年8月号
【地域防災拠点 知っていますか?いざという時のために確認を!】
大地震はいつ起きるか分かりません。発災時には、地域で協力して災害の難局を乗り越えること(共助)が不可欠です。その要となる地域防災拠点を知っていますか?いざという時に備え、地域防災拠点について理解を深め、訓練に参加しましょう!
■地域防災拠点とは?
市内で震度5強以上の地震が観測された場合に、地域の皆さんが中心となって開設・運営する避難所のことです。
運営の中心は、地域住民で構成されている「地域防災拠点運営委員会」ですが、避難してきた人も大切な運営のパートナーとして、助け合いながら、安心できる環境を一緒に作っていきます。
港南区内では31か所の小学校・中学校が指定されています。
◆地域防災拠点が持つ主な機能
1:家屋の倒壊などにより、自宅にいられない人が生活する
2:避難者や地域住民に、必要な水・食料などを配布する
3:地域の情報収集や、区役所からの情報を発信する
◇地域の事業所も活躍!
地域防災拠点での情報収集で把握された、地域のお困りごとに対し、災害時協力事業所「こうなん災害時協働隊」が、それぞれの事業特性を生かして協力してくれます!
【HP】「こうなん災害時協働隊」で検索
〈例えば…〉
・飲食店や食品関係の事業所…食材提供や炊き出しの支援など
・歯科医院…避難生活中の口腔(こうくう)ケアのアドバイスなど
・建設業や運送業など車両を持つ事業所…負傷者や物資の搬送支援など
・弁護士・行政書士事務所、保険会社など…法律や保険などに関する困りごとへのアドバイス
◆どんなときに行く?
地域防災拠点は、家屋の倒壊などにより、自宅で過ごせない人が避難する場所であり、大地震が発生した際に「必ず行かなければならない場所」ではありません。
自宅が安全な場合は、自宅で避難生活を送る「在宅避難」を選択し、地域防災拠点は、物資配給や情報収集の拠点として活用しましょう。
◇自宅が
・安全→在宅避難
◎在宅避難ができるよう日頃から備えておこう!
・危険→避難所(地域防災拠点)
◆自分が住むエリアの地域防災拠点はどこ?
住んでいる住所ごとに、地域防災拠点を指定※しています。事前に確認しておきましょう!
※発災時の状況に応じて、どの地域防災拠点へも避難可能です
◎各拠点の割り当て地区についてはこちら
【HP】「港南区 地域防災拠点」で検索
◇地域防災拠点一覧
・上大岡小学校
・日下小学校
・南台小学校
・笹下中学校
・桜岡小学校
・吉原小学校
・相武山小学校
・港南中学校
・丸山台小学校
・上永谷中学校
・下永谷小学校
・東永谷中学校
・野庭すずかけ小学校
・旧野庭中学校
・港南台第一小学校
・港南台第二小学校
・港南台第三小学校
・港南台第一中学校
・下野庭小学校
・丸山台中学校
・芹が谷小学校
・芹が谷南小学校
・芹が谷中学校
・永谷小学校
・永野小学校
・日野南小学校
・小坪小学校
・日野小学校
・日野南中学校
・日限山小学校
・日限山中学校
洋光台第三小学校※
※洋光台第三小学校は、磯子区に所在していますが、港南区の一部の地区の地域防災拠点に指定されています