くらし 【特集】訓練に行ってみよう!(2)

■訓練はどんなことをしているの?
地域防災拠点では毎年、運営委員の皆さんを中心に、発災時を想定したさまざまな訓練を実施しています。

◆訓練内容の一例
◇1 炊き出し訓練
お湯を沸かす、ご飯を炊くなど、温かい食事を大量調理する手順を確認

◇2 「災害用ハマッコトイレ」設置訓練
直接、下水道管へ汚水を流すことができる、仮設トイレの設置方法を確認

◇3 応急給水訓練
災害用地下給水タンクから給水する手順などを確認

◇4 無線交信などの情報受伝達訓練
無線などを活用し、地域防災拠点と行政の間の情報受伝達を確認

◇5 ペット同行訓練
ペットを同行して避難する際の手順、一時飼育場所などを確認

◇6 要援護者等支援訓練
車いす利用者など、支援の必要な人に対する支援方法を確認

訓練は、主に9月から11月頃実施され、8月頃から区ウェブページに日程が掲載されます。訓練の内容や実施時間などの詳細は、お住まいの地域の自治会町内会、地域防災拠点運営委員会にご確認ください。
【HP】「港南区 地域防災拠点訓練」で検索

私は日野南小学校地域防災拠点の運営委員長として、地域の方々と連携しながら大地震に備えて地域防災拠点の準備を進めています。
日頃から地域の皆さんと顔を合わせ、声をかけ合うことが、いざという時の大きな力になります。拠点訓練は、その第一歩です。
ぜひ気軽に足を運んでみてください。
一人ひとりの参加が、安心できる地域づくりにつながります。
みんなで力を合わせて、備えていきましょう!

港南区地域防災拠点運営委員会連絡協議会会長 上田さん

■災害時にけがをしたり体調が悪くなったりしたら
◆重症
歩行できない(生命に危険がある)
→災害拠点病院:済生会横浜市南部病院
赤色の「診療中」の旗が目印

◆中等症
歩行できない(生命に危険はない)
→災害時救急病院:
・秋山脳神経外科病院
・長田病院
・港南台病院
・横浜東邦病院
・神奈川県立精神医療センター
黄色の「診療中」の旗が目印

◆軽症
歩行できる、医師の診察が必要
→診療所:診療可能なお近くの診療所へ
黄色の「診療中」の旗が目印

◆極めて軽度のけがなど
擦り傷など
→自助・共助
自分や周りの人で手当てをしましょう

◎軽いけがや発熱は、自分や周りの人で手当てを
日頃から薬や応急手当用品を用意しておきましょう。

◎自分や周りの人で手当てができないときは、近くで開院している医療機関へ
災害時に医療機関で診療や手当てを受ける必要があるときは、緊急度、症状の重さに応じた医療機関へ行きましょう。

市では、発災時に医療機関が開設された場合に、「診療中」「開局中(薬局の場合)」ののぼりを掲げることになっています。

問合せ区役所事業企画担当
【電話】045-847-8441
【FAX】045-846-5981

問合せ:区役所危機管理・地域防災担当
【電話】045-847-8315
【FAX】045-841-7030