- 発行日 :
- 自治体名 : 神奈川県横浜市緑区
- 広報紙名 : 広報よこはま 緑区版 2025(令和7)年4月号
■のぞいてみよう飼育員の生態~次世代のスターを探せ~
4月19日(飼育の日)にちなみ、飼育員の仕事紹介や普段注目されにくい動物たちの魅力を紹介するパネル展を実施
日時:5月6日(火・休)まで
場所:アマゾンセンター
◇ヤブイヌ
ヤブイヌはパナマからアルゼンチン北部の森林や草原地帯に分布しています。10頭前後の群れで暮らす動物で、オスとメスのペアとその子ども、さらにその弟や妹の集団で生活をします。群れの中で育児や狩りを行うので、社会性が高い動物といわれています。指と指の間に水かきがあり、水に入ったり魚を捕ることも得意としています。他にも、カピバラやバクなどの哺乳類や鳥類を襲うことがあるようです。
ヤブイヌのメスは逆立ちをしてマーキングをする少し変わった特徴があります。ズーラシアではオスの「パパマル」とメスの「カノン」を飼育しており、基本的には2頭一緒に展示しています。ボールを引っ張り合ったり懸命に穴を掘ったりと、アクティブに過ごすこともあれば、2頭くっついて小屋の中で気持ちよさそうに寝ていることもあります。顔つきも性格も全く異なる2頭を、ぜひじっくり観察してみてください。
問合せ:よこはま動物園ズーラシア
〒241-0001 横浜市旭区上白根町1175-1
【電話】045-959-1000
休園日:5月7日(水)