くらし 〔中央図書館(かもめ)30周年〕〈連載〉Welcome to おだわライブラリー

中央図書館(かもめ)は、開館30周年を迎えました。
時代やニーズによって、今までも、そしてこれからも変わっていく図書館の意外と知らないお話を紹介していきます。

◆第10話 地域資料で小田原を知る

《小田原の今と昔が分かる》
中央図書館(かもめ)の2階には、地域資料コーナーが設置されています。このコーナーでは、旧市立図書館の時代から収集してきた郷土の歴史に関する資料を中心に、小田原ゆかりの歴史的な古文書をはじめ、近代や現代に関する図書の他、往時の小田原を捉えた写真も収蔵されています。中でも、最後の甲賀流忍者を自認した藤田西湖(せいこ)さんが残した巻物や、アニメ脚本家の首藤(しゅどう)剛志(たけし)さんが手がけた「ポケットモンスター」のシナリオなども収蔵しており、これらの閲覧には、国内だけではなく海外からの問い合わせや来館もあります。

《貴重な地域資料を見に行ってみよう》
地域資料は貸し出しできるものもあります。また、書架に並ぶ資料ならコピー機での複写が可能です。貴重資料とされている資料も閲覧ができますが予約が必要なため、利用する3日前までに来館または電話で相談してください。
また、資料の閲覧はもちろんですが「どんな本があるのか知りたい」「どんな資料を調べれば良いのか分からない」といった場合は、窓口でレファレンスサービス(調べもの相談)を受けることができます。専門的な知識を持つ職員が、皆さんからの質問に答えます。
時代や分類を問わず収蔵している地域資料から、まだ知らない小田原を発見できるかもしれませんよ。

【WEB ID】P38068
問い合わせ:図書館
【電話】0465-49-7800