- 発行日 :
- 自治体名 : 神奈川県小田原市
- 広報紙名 : 広報小田原 令和7年2月号 第1270号
市立病院は「地域住民から信頼され愛される病院」を基本理念に、県西地域の最後のとりでとして、多くの診療機能を持ち三次救急を中心とした医療を提供してきました。令和8年春の新病院開院に向けて、今後も市立病院がより身近な存在となるように、市立病院の役割や診療機能を詳しくお伝えします。
◆Karte.5 県西地域の救急医療における最後のとりで「救急科」
救急科は、県西地域唯一の救命救急センターとして、24時間365日、軽症から重症まで、さまざまな症状の救急患者さんを受け入れています。新型コロナウイルス感染症やインフルエンザの流行、また高齢者の増加など、季節や時代により変わる救急医療のニーズに合わせ、常に対応できる診療体制を構築しています。
《新病院での救急診療エリアの整備》
新病院では、現在よりも多くの救急患者さんをよりスムーズかつ効率的に診療できるよう、ベッドの配置や患者さんの動線を整備し、救急診療エリアを拡充します。特に重症外傷や人工心肺(ECMO(エクモ))が必要な重症内因性疾患などの救急診療をスムーズに行えるよう、救急外来には全国でも20台しかないハイブリッドERシステム(血管造影室とCTを組み合わせた診療検査室)を設置します。また、屋上にヘリポートを設置し、ドクターヘリの受け入れや高次機能病院への迅速な搬送を可能にします。
《重症病床の増床と遠隔ICUの導入》
昨今では救急医療のニーズが高まり、当院でも救急搬送件数や集中治療を必要とする重症患者さんの割合が増加しています。重症患者さんは迅速な集中治療を必要とするため、新病院では、より多くの重症患者さんを受け入れられるよう集中治療室を増床します。また、集中治療室の機能としては、今後、昭和大学病院の集中治療科と遠隔ICUを用いた医療連携体制を構築し、より安全な集中治療体制を整備する予定です。
◆救急科部長を紹介!
当院は、疾病や外傷などさまざまな患者さんが搬送されますが、救急科は救急外来での初期診療から診断までを担当した後に、適切な診療科に引き継ぎ、治療が円滑に進むよう診療します。集中治療を必要とするような重症患者さんの場合は、病状が安定するまで救急科が集中治療を担当します。
患者さん一人一人に、より最適な救急診療を迅速に提供できるよう、県西地域の最後のとりでとして、日々研さんに努めていきます。
救急科部長 飯塚進一
【WEB ID】P00374
問い合わせ:経営管理課
【電話】0465-34-3175