くらし 街のNEWS あつトピ!

■4回の記念フェアに約4600人が来場
○厚木市民朝市が11月17日で開設50周年
文化会館駐車場で毎週日曜の6時から開かれている厚木市民朝市が、開設50周年を迎えました。地場産の採れたて野菜や加工品に加え、友好都市の特産品やジビエ肉の加工食品、石川県輪島朝市と三崎朝市の特別出店などのフェアが実施され、大勢の買い物客でにぎわいました。
市民朝市推進委員会出店者組合長の伊藤洋文さん(66・温水)は「多くの方に支えられて50周年を迎えられた。これからも市民に愛される朝市を続けていきたい」と力を込めました。家族で訪れた服部健太さん(43・戸室)は「採れたてで新鮮な野菜などが買えるのが魅力。歴史ある朝市をこれからも楽しみにしている」と笑顔で話しました。

■横断歩道を効率的に渡り車の流れを円滑化
○厚木高校の生徒と市が共同で交通混雑緩和の実証実験
国道246号線・水引交差点での交通混雑解消に向け、市と県立厚木高校が実証実験を実施しました。生徒8人が10日間交差点に立ち、歩行者がスムーズに横断歩道を渡る方法を検証しました。
実験はスーパーサイエンススクールに指定される学校の、主体的な探求活動の一環で実施。昨年5月から週2回、交差点の様子を調査・研究した結果、横断歩道を渡る歩行者の速度向上が交通混雑の緩和につながるとの仮説に至りました。実証実験では、生徒が2グループに分かれ、「左側通行にご協力をお願いします」と声をかけ、歩行者を誘導。歩行者数や、横断歩道を渡り切る時間を調査しました。
実験で得られたデータは学校が解析し、3月の成果発表会で公表します。

■小・中学生11人を表彰
○あつぎ市民交流プラザで和田傳(でん)文学賞の授賞式を実施
市内小・中学生の優れた文学作品をたたえる「和田傳文学賞」の授賞式を開催しました。大賞と特選に選ばれた児童・生徒11人に、山口市長が賞状を手渡しました。
この文学賞は、名誉市民である故・和田傅(つとう)氏の遺志による寄付金で創設した基金を基に教育委員会が実施し38回目。作文や詩、短歌など140作品を対象に審査を実施しました。当日、大賞の3人が作品を朗読すると、会場から大きな拍手が送られました。「ダムがつなぐ思いと未来」を朗読した松本蒼生さん(玉川中3年)は「受賞を知ったときはとても驚いた。作文を通して、多くの人にダムの歴史や思いを知ってもらえたらうれしい」と話しました。
和田傳大賞の作品は、市ホームページで公開しています。

■若者と市長が意見交換
○「あつぎタウンミーティング」を開催
市内の大学生10人があつぎ市民交流プラザに集い、「若者が考える魅力あるまち」をテーマに山口市長らと語り合いました。
あつぎタウンミーティングは、幅広く市民の声を聴き、誇りや憧れを持てる厚木をつくるために開催しています。この日はテーマごとに二つのグループに分かれ意見交換し、山口市長が「厚木の強みである自然を生かしてどのように人に集ってもらうかが課題。若い目線での意見が聞きたい」と質問すると「自然を生かした有名な観光スポットを作ると良いのでは」などと、活発に意見が出されました。
市では今年度、自治会長や農業関係団体とのタウンミーティングを実施。今後は、出産を控える父母などとも意見交換し、市政運営に生かしていきます。