- 発行日 :
- 自治体名 : 神奈川県座間市
- 広報紙名 : 広報ざま 2025年8月号
■知られざるひまわりヒストリー
座間市の歴史を再発見していく当コラムの第2回目は、相模川沿岸地域に注目し、座間が誇る夏の風物詩「ひまわり」の知られざる歴史に迫ります。座間市のひまわりとの関わりは、1969年に座間町(当時)の花として制定されたことに始まります。ひまわりが町の花に選ばれたのは、「枝葉の新緑はたくましい発展を遂げる座間町の、大輪の花は町民こぞって明るく健康な街づくりに手を結びあってゆく町民の姿の象徴」という理由です。
こうした象徴性が広く受け入れられ、市制移行後も、「ひまわり」を核としたさまざまな活動に継承されていきます。またひまわりは、土壌改良用の緑肥にも最適なことから、遊休農地などの対策の一環として、1992年に市青年会議所主催で相模川沿岸地域の畑に約1万粒のひまわりの種が撒かれ、翌1993年には農協青壮年部が中心となり座架依橋の北側に景観植栽されて5万本が開花しました。その後、「ひまわり広場」として定着していく中で2000年には、市内6か所の合計面積約6万平方メートルが市民に公開され、2006年に広報紙上で初めて「ひまわりまつり」と特集されて以来、「座間市といえばひまわり」のイメージが普及しました。2011年に市制施行40周年を記念して、市マスコットキャラクターとしてひまわりの妖精「ざまりん」が登場しました。
そして現在、ひまわりは、立派な葉と大輪の花が夏空を仰ぎ、相模川の傍らで咲き誇っています。1969年1988年ロゴマーク市のお知らせ文書などに使用されています。
1969年:ひまわりが町の花に制定
1998年:ロゴマーク/市のお知らせ文書などに使用されています。
1992年:相模川のひまわり
1996年:ひまわり広場のメディア取材
2011年:「ざまりん」の誕生 現在活躍中!
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